/
ヘアメイクの森田玲子です。毎日当たり前のように描いている眉。でも実はその眉メイク、人から見ると違和感があるかもしれません…!今回は、よく見かける間違い眉毛をご紹介しながら、お直し方法をヘアメイクが伝授します。
眉山が全くなく、眉頭から眉尻に向けてシャキーンと斜めに描かれた眉。骨格と合っていないため、話したり笑顔になったりする度に表情に違和感が…。
ハンサムなストレート眉のはずが、眉尻が上がりすぎて怒ったように見えてしまいます。
どんな眉を描くときも、眉山を描くのは必須。これは、ストレート眉を描くときも同様です。
ストレート眉の場合は、目尻の上に眉山を作り、眉尻は斜め下へ短めに。ここをお直しするだけで、顔の形にしっくりくる眉毛が完成します。
眉山がうまく描けない人は、極細のアイブロウペンシルやリキッドアイブロウを使うのがおすすめです。
眉の形はキレイなのに、スタンプを押したようにのっぺりした眉。こうなってしまうのは、眉頭から眉尻まで色が均一なのが原因です。
全体をアイブロウペンシルのみで仕上げている人や、縁取りをしてから中を塗りつぶすようにして描いている人は、特に要注意!
やわらかいブラシを使って、眉頭を内側へぼかします。鼻筋の脇に向かってぼかすと、ノーズシャドウの効果も出る上にのっぺり感を解消できます。
眉毛をとかすスクリューブラシや綿棒を使い、眉毛の上のラインをなでるようにぼかせば、毛流れが生まれて自然な印象になります。いつもの眉毛にひと手間加えるだけで、一気に垢抜けるのでお試しを!
ふんわりした優しい眉毛を描いたはずが、雑に仕上げたボサボサな眉毛に見えてしまうことってありませんか?
眉毛全体がぼやけていると、顔全体もぼやっとして見えたり、雑なメイクに見えてしまいがちです。眉毛がまばらな感じに見えてしまう原因は、眉尻の締まりがないからです。
プロが描いたふんわり眉とボサボサ眉の違いは、点線の眉尻部分。ここの輪郭を丁寧に描くだけで、ふんわり感は残しつつ整った印象に見えます。
点線の部分を描くときは、コスメに付属されたブラシではなく、柄の長いアイブロウ用のブラシを使いましょう。先端が細くコシのあるブラシを選ぶと、キュッと締まった眉尻が簡単に描けます。
この時の注意点は、アイブロウパウダーの色選び。付属のブラシよりもパウダーの発色が良くなるので、明るめのパウダーを選んだ方がふんわり感をキープできますよ。
ちょっとの工夫で眉のクオリティがアップ!
今回は、よくあるNG眉毛のお直し方法をご紹介しました。ポイントさえおさえれば、いつもの自己流眉毛をプロ仕様にアップデートすることができます。
どれも簡単なお直し方法なので、ぜひ明日のメイクから取り入れてみてくださいね。
【あなたにおすすめの記事】
■そのアイシャドウの塗り方NGかも!知ってる人は絶対やらない「3つの残念アイメイク」
■垢抜けない原因は眉にアリ!眉のスペシャリストが教える「残念眉を垢抜け眉にするコツ」
■今っぽ感NO.1は抜け感のある大きな目♡こなれ顔になれるデカ目の作り方
この記事のライター
森田玲子
3219
美容ライター・ヘアメイク 各媒体にて美容記事の執筆をしながら、現場にでて技術者としても活動の幅を広げる。パーソナルカラー理論に基づく似合わせメイクや、自身のコスメ知識を活かしたライティングを得意とし、幅広い年齢層へのメイクアップを提案。
ビューティの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント