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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。ころんと丸くてかわいい一口サイズのお菓子。トリュフのような見た目ですが、チョコレートではなく、砂糖や小麦粉を使っていない「ブリスボール」というスイーツです。今回はNo Sugar(砂糖なし)No Gluten(グルテンフリー)No Additives(添加物なし)のヘルシースイーツ「ブリスボール」のご紹介です。
主な材料は、ドライフルーツ、ナッツで、No Sugar(砂糖なし)No Gluten(グルテンフリー)No Additives(添加物なし)というのが特徴。
ヘルシーで、美容にいい栄養が豊富なことから、ビューティーボール、エナジーボールとも呼ばれているそうです。
オーストラリアが発祥で、ヨガをする人たちの間で広がっていったそう。私も作ってみたきっかけはヨガの先生で、インスタで紹介されていたものを見よう見まねで作ってみたら、予想以上においしい!
使う材料は、ドライフルーツ、ナッツ、粉類。
作り方は簡単で、この3種類をフードプロセッサーで細かくして丸めるだけ。
ドライフルーツの自然な甘み、ナッツの香ばしさがいいハーモニーで、小さい一粒でも満足感たっぷりなんです。
ドライフルーツは、クセのない甘みのあるデーツ、手軽に買えるレーズンの他、いちじく、プルーンなど、お好みのもので。
そして、ナッツは、アーモンドやカシューナッツ、くるみ、ピスタチオなど、こちらもお好みのもので。食塩を使っていないものを選びます。
粉類ですが、グルテンフリーのお菓子なので、小麦粉は使わず、オーツ麦、ココナッツダイン、カカオパウダー、きなこなどを使います。
材料の合わせ方で、いろんな味わいが生まれるので、レシピは無限大。気軽に作って楽しめます。
デーツ 30g(種をとって)
アーモンド 30g(素焼きのもの)
オートミール 30g
(水 小さじ1)
オーツミールは、クイックオーツを使いました。ロールドオーツでも。
水分がないとまとまりにくいので、水を小さじ1~2程度加えるか、はちみつ、ココナッツオイルを加えても。
① フードプロセッサーに、アーモンド以外の材料を入れて、細かくなるまで攪拌する。
② アーモンドを加えて、好みの加減までフードプロセッサーで攪拌する。
③ 6等分にして、ラップにとって丸めて完成。
使う器具にもよりますが、ドライフルーツはあらかじめちぎって加えるとスムーズです。
攪拌する時間によって、食感が変わります。時間をかけて細かくすると、生地がふわっとしてまとまりやすくなりますし、粗めにすると食感を感じられる仕上がりになります。
アーモンドは素焼きのものを使いましたが、生のものを使用する場合は、低温でローストしてから使ってください。
保存は冷蔵庫に入れて、また冷凍も出来ます。
抹茶ときなこを使った和テイストのブリスボールです。抹茶の苦みにあうように、砂糖不使用の甘酒を加えてみました。
デーツ 30g(種をとって)
くるみ 30g(素焼きのもの)
オートミール 20g
きなこ 大さじ1強
抹茶 小さじ1
甘酒(砂糖不使用) 小さじ2
① くるみ以外の材料をフードプロセッサーに入れて、細かくなるまで攪拌する。
② くるみを加えて、好みの加減までフードプロセッサーで攪拌する。
③ 6等分にして、ラップにとって丸めて完成。
出来上がってから抹茶や、きなこをまぶしても。甘酒がない場合は、はちみつで甘さを加え、水で水分を調整してください。
ドライフルーツのマンゴーでも作ってみました。ココナッツの風味がよく合います。
ドライマンゴー 40g
カシューナッツ 20g(素焼きのもの)
ココナッツファイン 20g
オートミール 10g
ココナッツオイル 小さじ1
(水 小さじ1)
① カシューナッツ以外の材料をフードプロセッサーに入れて、細かくなるまで攪拌する。
② カシューナッツを加えて、好みの加減までフードプロセッサーで攪拌する。
③ 6等分にして、ラップにとって丸めて完成。
ココナッツオイルがない場合は、水で調整してください。
フードプロセッサーがなくても作れるように、柔らかなプルーンを刻んで、ココアパウダーなどと一緒にビニール袋で混ぜて作ったレシピです。
プルーン 30g
アーモンド 20g(素焼きのもの)
ココナッツファイン 20g
ココアパウダー 小さじ2
はちみつ お好みで
① プルーンを包丁でたたき、細かくなったら、ココナッツファインを入れてさらに叩く。アーモンドを加えて好みの加減に切り、ビニール袋に入れる。
② ココアパウダーを入れてこねるように混ぜ、味を見て甘さが足りなければはちみつを入れる。
③ 6等分にして、ラップにとって丸めて完成。
好みで出来上がったものにココアパウダーや、ココナッツファインをまぶすと変化がついて楽しいです。
ヘルシーで、美容にもいいブリスボール。日常のおやつにはもちろん、ころんとした見た目も可愛く、持ち運びしやすいので、プレゼントにも使えそうです。
分量を変えたり、組み合わせを変えたりしながら、ぜひ、好みの味を見つけてください。
今回、ブリスボールの情報を教えてくれたのは、モデルでヨガインストラクターの水越日麻さん。(Instagram:@himamizukoshi)ありがとうございました!
この記事のライター
笠原知子
6900
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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