/
こんにちは!メイクアップアーティストの園佳子(そのよしこ)です。仕事柄、街中で見かける女子のメイクについつい目がいくのですが、そこをもう少しこうしたらもっと良くなるのに…と感じることがあります。今回は、そんな街で見かけた「NGアイメイク」と改善点をご紹介します。
電車の中で見かけて思わず二度見してしまったアイラインのひき方なのですが、特に気になったのは目尻のハネの仕上げ方です。
目尻がかなり下がって見えるのと、習字の留めのような不自然なハネの仕上げ方になっていました。
アイラインは目の形を決める重要なアイテムですが、基本は目の形を拡大するように線を引くことです。
タレ目メイクにしたい場合は、角度に重点を置いて、目尻のハネはスッキリさせる方が自然に見えて◎。
垢抜けアイメイクは細部の美しさはもちろんですが、アイメイク全体のバランスも大事です。
細部がキレイに仕上がっていても、全体で見たときのバランスが悪いとNGメイクに見えてしまいます。
その一つでよく見かけるのがアイシャドウの濃さとアイライン(マスカラも)の濃さのバランスがとれていないパターンです。
アイシャドウは薄めなのに、アイラインは真っ黒のリキッドアイライナーでがっつりひいてしまっている、などのバランスだとアイラインが浮いて見えてしまい、いかにも描きました!という印象に。
アイシャドウが薄めだったり淡めのカラーで仕上げる場合は、アイラインも淡めのブラウンで引くとメイクと馴染んでいっきに垢抜けメイクになります。
この場合は、マスカラも黒ではなくブラウン系やニュアンスカラーのもので仕上げるとよりオシャレで今っぽな顔に見えます。
アイシャドウは同じ色でも自分の肌色にマッチするもの、マッチせずくすんで見えやすいものがあります。
特に日本人は黄みっぽい肌色が多いので、いわゆるブルベ肌向けのアイシャドウの色は使いこなすのが難しいです(ブルベさんは逆)。
自分の肌に合わないカラーでメイクしていると、肌から浮いて見えて派手に見られたり、顔全体がくすんで見えたりします。
逆に自分の肌に合うカラーだと、顔色も明るく見えて垢抜けメイクになります。
自分の肌の色に合うカラーがわからない場合は、パーソナルカラー診断などを受けると詳しく教えていただけるのでチェックしてみてください。
いかがでしたか?メイクは自分を彩るもので、自由に表現できれば良いと思いますが、これはさすがに直したほうが可愛くなるな…と思った実録NGメイクをご紹介しました。
アイメイクを仕上げた後は遠目で鏡をチェックするなどして、どう見えるか?と少し意識すると気付けることもあるので、参考にしてみてくださいね。
【あなたにおすすめの記事】
■そのアイシャドウの塗り方NGかも!知ってる人は絶対やらない「3つの残念アイメイク」
■垢抜けない原因は眉にアリ!眉のスペシャリストが教える「残念眉を垢抜け眉にするコツ」
■今っぽ感NO.1は抜け感のある大きな目♡こなれ顔になれるデカ目の作り方
この記事のライター
メイクアップアーティスト
Yoshiko Sono
2979
元shuuemura美容部員のメイクアップアーティスト。現在は京都祇園にある舞妓体験処ぎをん彩でメイク着付けやフォトグラファーも兼任。その他にも、Ameba公式トップブロガー・メイク講師・メイクアドバイザー・動画クリエイターと様々なジャンルで活躍する。Instagramでは様々なメイクのコツや毎日のメイクを発信中。
ビューティの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント