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夏になると、カレーが食べたくなりませんか?汗をかきながら食べるカレーは、特別おいしく感じますよね。メインのカレーが上手に出来たら、サイドディッシュにも一工夫!インド風のサイドディッシュを添えれば、おうちカレーも本格的な表情になり、気分も盛り上がります。
南インド料理のお店にいくと目にするレモンライス。黄色の色合いが食欲をそそります。炊いたご飯を炒めて作るので、手軽に作れます。
身近なもので作れるように豆は使わず、ピーナッツで香ばしさを出します。
スパイスはマスタードシードとターメリックを使いましたが、マスタードシードがなければ、ターメリックだけでもOK!レモンの風味がさっぱりしたご飯です。
・炊いたご飯…茶碗おおめに2膳
・レモン汁…小さじ2
・ピーナッツ…15粒くらい
・サラダ油…大さじ1
・マスタードシード…小さじ1/4(あれば)
・ターメリック…小さじ1/6
・塩…少々
① フライパンにサラダ油とマスタードシードを入れ、パチパチしてきたら粗く砕いたピーナッツとご飯を入れて炒める。
② ターメリック、塩、レモン汁を入れて炒める。
薄焼きのパン、チャパティは、全粒粉と薄力粉を半々に混ぜて作りました。全粒粉がない場合は薄力粉だけでもOK!
火が弱いと固くなるので、強めの火加減でさっと焼き上げます。
・全粒粉…25g(なければ小麦粉を50gにする)
・薄力粉…25g
・水…25cc
・塩…少々
① 全粒粉、小麦粉、塩、水を混ぜてこね、丸めて30分ほど寝かせる。
② 2等分して、めん棒で丸く伸ばす。
③ テフロン加工のフライパンを熱し、強めの火加減で両面を焼く。
④ 直火に5秒ほどのせると膨らむ。
直火でさっと焼くと、膨らみますが、フライパンで焼くだけでもOK。直火に乗せる場合は、やけどしないように注意して、さっと焼いて下さい。
ライタは、ヨーグルトを使ったサラダです。ヨーグルトのコクとさっぱりした味わいで、カレーと混ぜてもおいしいです。
・紫玉ねぎ…1/4個
・きゅうり…1本
・プレーンヨーグルト…80g
・青唐辛子…1~2本
・香菜…5~6本
・クミンパウダー…少々
・塩…適量
① 紫たまねぎは薄切りにして水にさらしてから水けをしっかり切る。
② きゅうりは縦半分に切って薄切りにし、塩を振ってしんなりしたら、水けを絞る。
③ 紫たまねぎ、きゅうり、みじん切りにした香菜、薄切りにした青唐辛子をヨーグルトで和え、クミンパウダー、塩で味を調える。
アチャールというのは、インドのお漬物。酸味と辛みがあり、カレーにぴったりの副菜です。
カレーに添える漬物といえば、おなじみなのが福神漬けとラッキョウですが、アチャールを添えれば、いつものカレーもちょっぴり雰囲気が変わります。
・玉ねぎ…1/4個
・レモン汁…大さじ1/2
・カイエンヌペッパー(唐辛子)…小さじ1/6~1/4
・パプリカパウダー…小さじ1/4
・塩…ひとつまみ
① 玉ねぎは、5mm幅の薄切りにし、水にさらしてから、水けをしっかり切る。
② レモン汁、塩、カイエンヌペッパー、パプリカパウダー、塩を混ぜ、玉ねぎを入れて混ぜる。
カイエンヌペッパーは、唐辛子をパウダー状にしたものなので、一味唐辛子でも代用できます。
パプリカパウダーは、色づけと風味づけに入れましたが、なければ省略可。
また、チリパウダーや、ガラムマサラ、クミンパウダーなどを加えてもおいしいです。
インド風野菜の炒めものポリヤル。ココナッツの甘みがふんわりとして、口直しにもぴったりです。
・おくら…8本~10本
・玉ねぎ…1/8個
・にんにく…1/2片
・青唐辛子…1本
・マスタードシード…小さじ1/4
・クミンシード…小さじ1/4
・ココナッツファイン…大さじ1
・サラダ油…小さじ1
・塩…適量
① おくらはヘタをとり、1cmくらいの長さに切る。
② にんにくはみじん切り、玉ねぎは粗みじん切り、青唐辛子は薄切りにする。
③ フライパンに、サラダ油とマスタードシード、クミンシードを入れて火にかけ、パチパチしてきたら、にんにく、玉ねぎを入れて炒める。
④ おくら、青唐辛子、塩を入れて炒め、ココナッツファインを加えて炒め合わせ、塩で味を調える。
スパイスに、マスタードシードとクミンシードを使っていますが、なければ仕上げにカレー粉やガラムマサラを加えてください。青唐辛子ではなく、赤唐辛子でも。
食後の飲み物は、ヨーグルトドリンクのラッシー!材料を混ぜるだけなので簡単にできます。
・プレーンヨーグルト…150g
・牛乳…150cc
・砂糖…小さじ4
・カルダモンパウダー…少々(あれば)
① プレーンヨーグルトに砂糖を加えてよく混ぜる。牛乳を加えて混ぜ合わせる。あればカルダモンパウダーを少々加え、よく混ぜる。
カルダモンを入れるとすっきりした風味が加わりますが、なくてもOKです。
カレーの脇役をしっかり固めて、インド風の食卓作り。スパイスはなければ省略して、身近なもので手軽に作ってもいいですし、スパイスを揃えて作るのも楽しいもの。
暑い夏、おうちカレーをいろいろ楽しんでくださいね!
この記事のライター
笠原知子
6901
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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