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CA達の“制服に負けないメリハリのあるメイク”、みなさん見かけたことがあるのではないでしょうか。実は飛行機の中は外からの光が入りにくく、少し暗いので、濃いめのメイクを研修で練習しています。今回はその中で、日常でも応用できるメリハリ顔の作り方をご紹介していきます!
効果的に使えば、見違えるほど立体的に見えるのがチークです。
チークブラシにパウダーをまんべんなくなじませたら、すぐに顔にのせるのではなく、手の甲にブラシをポンポンとのせて余分な粉を落としてからつけるようにします。
鏡に向かって微笑み、にっこり口角を上げながらつけます。こうすると頬骨は思っているより少し高い位置だったと気付く方もいらっしゃるかもしれません。
逆に唇をすぼませた表情でチークをのせると、頬骨の下のくぼみに濃くついてしまい、表情がこわばって見えてしまうので、必ずスマイルで頬にのせていくのがコツです。
(左から時計回りに)
・クリニーク/チークポップ 04
・クラランス/ブラッシュ プロディジュ 03
・ポール&ジョー/パウダー ブラッシュ 04
次に頬の中央(黒目の下よりもやや外側の位置)にブラシを縦にしてやさしくのせていきます。
縦とは、上向きに寝かせた状態のことを指していて、肌に垂直に立てることではないので注意しましょう。そこから円を広げていくようにブラシを動かしていきます。
右頬につける時は顔の右を鏡に映してつける…という方がいらっしゃるのですが、左右対称につけるなら、大きめの鏡に顔を正面から映した状態でつけるのがポイントです。
例えば、鼻筋が低めな場合は、眉頭から鼻筋の両脇に軽くシェーディングを入れます。
こうすることで、眉間が広く見えないようにカモフラージュすることができます。(あまり濃く入れると舞台メイクのようになってしまうので気をつけましょう)
また、小鼻にだけシェーディングを入れて、鼻先が高く見えるようにもできます。ハイライトを眉間から鼻先まで入れれば真っ直ぐな鼻筋が完成です。
(左から)
・ルナソル/シェイディングチークスN
・ルナソル/ライティングシアーハイライト
濃いリップを使うので、メイクの最後にリップをつけると、見慣れないうちは唇だけが浮いたように見えてしまいます。
CAの中にはリップメイクから始めて、それに合わせてチークやアイメイクをするという人も多くいます。こうすることで、全体のメイクバランスがとりやすくなります。
(左から)
・クレ・ド・ポー ボーテ/ルージュアレーブル n6
・シャネル/ルージュ ココ 440
CAメイクのポイント、メリハリ顔についてご紹介しました。既に取り入れているという方も、知らなかったという方も、楽しんで読んでいただけたら嬉しいです。
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この記事のライター
鳥山めぐみ
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大学時代から商品プロモーションのCM出演などを経験し、美容に興味を持ち始める。航空会社キャビンアテンダントとして勤務後、現在は企業向けにマナー講習やメイク講習を請け負うと共に、美容と健康に関する情報を発信している。元CAの経験を活かした、忙しくても綺麗で居続けるライフスタイルをご紹介。4歳の男の子のママ。
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