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料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。皆様おなじみパウンドケーキ は、イギリス発祥のバターケーキですね。今回は、基本中の基本なパウンドケーキ の作り方をご紹介します。これさえ覚えておけば万能なので、ぜひ覚えて下さいね。
イギリス発祥のパウンドケーキ は、バターが1ポンド(パウンド)に1ポンドの小麦粉、砂糖も卵も1ポンドと、材料全部が同量の1ポンドずつってところから名付けられました 。この分量、1度作ったら忘れられないケーキですね。
バター 120g
粉砂糖 120g
卵黄 3個分
ラム酒 大さじ1杯
レモン皮すりおろし 1個分
レモン汁 大さじ2杯
卵白(L) 2個分
薄力粉(エリクチュール) 120g
※卵は、卵黄の重さはサイズに関わらず同じサイズで、卵白の重さが変わってきます。
・パウンド型にクッキングシートを敷いておきます。
・薄力粉は振るっておきます。
・卵黄・バターを常温に戻しておきます。
・卵白は使う寸前まで冷蔵庫で冷やしておきます。
・オーブンを180℃に予熱しておきます。
① ボウルにバターを入れて、ホイッパーで白っぽいクリーム上になるまで攪拌し、粉砂糖の半量を加えて滑らかに混ぜ合わせ、卵黄を1つずつ加えてその都度混ぜ合わせ、ラム酒・レモンの皮すりおろし・レモン汁を加えます。
もう一方で、別のボウルに卵白を入れて泡立て、残りの粉砂糖を加えて、充分固くなるまで泡だてます。
② ①のバタークリームにメレンゲを1/3量加え、ホイッパーで滑らかに混ぜ合わせます。
③ 振るった薄力粉をふるいを通しながら加え、練らないようによく混ぜ合わせます。
④ 残り2/3量の卵白を加え、ゴムベラでさっくりと均一に混ぜ合わせます。
⑤ ④の生地をクッキングシートを敷いたパウンド型に流し入れ、中央に火がよく通るように、中央を少し窪ませるようにしておきます。
予熱が完了したオーブンに入れ、始めの約15分は180℃のまま、その後160℃に温度を下げて、15分〜20分焼成します。
※焼成する時の温度調整は、記事が盛り上がって来たのを目安に、温度を下げます。
※竹串を刺して、生っぽい生地がついて来なければ、焼き上がりです。
⑥ 焼き上がったらケーキクーラーに乗せて冷まし、食べやすい厚さにカットしたら、完成です!
基本のパウンドケーキ の作り方を作れるようになったら、まずはラム酒をグランマルニエ、レモンの皮や絞り汁をオレンジにしたり、バニラなど、フレーバーを変えてみるのも良いでしょう。
続いて、フィリングを加えたりしてアレンジしたり、生地にココアや抹茶、キャラメルを練り込んでみたり、と、どんどんアレンジしてお好みのレパートリーを増やしていくことが可能です。
ラム酒を効かせたドライフルーツとナッツ、アールグレイとホワイトチョコレート、抹茶とあずきなどの組み合わせも相性抜群ですし、粉やバター、砂糖、卵など、素材にこだわってみるのも、奥が深くて探究心がくすぐられますね。
パウンドケーキは、基本の作り方を覚えておいたら、無限にアレンジの出来るケーキなので、この機会にぜひマスターしてみましょうね♪
この記事のライター
野菜ソムリエ
sachi
19835
料理研究家・野菜ソムリエ・料理ブロガー(LINE公式ブロガー)・クックパッドレシピエール。レシピ開発、メディア出演・掲載など。健康的で体にもお財布にも優しい、簡単に作れるお料理をブログにて紹介しています。
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