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界 由布院
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棚田に囲まれながら「懐かしい」瞬間に出会える♡星野リゾートの温泉旅館「界 由布院」

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「棚田暦(たなだごよみ)で憩う宿」をテーマとした、大分県にある星野リゾートの温泉旅館「界 由布院」に、俳優でフォトグラファーの染谷ノエルが訪問。そこでの体験を2回にわたってレポートします。2回目は、ご当地楽「原風景を感じるわら綯い体験」や、期間限定の「至福の湯上がりビール」など、「界 由布院」でしか味わえない体験のご紹介です。

目次

朝霧テラスで「現代湯治体操」

【大浴場やご当地部屋の紹介をした1回目の記事はこちらから】

朝起きて最初に体験できるのは、由布院の街並みを見渡せる「朝霧テラス」で行う「現代湯治体操」。地面にゴザを敷いて、遠くに見える山々を眺めながらスタートです。

体操の内容は、景色を見渡すような動きや、棚田にちなんだ田植えポーズなど。

しっかりと体を動かしたら、ゆっくり深呼吸をするのもお忘れなく。大自然に囲まれた中での体操は本当に気持ちがいい!

清々しい気持ちになって目もぱっちり。お腹も減ります。

公式サイトをチェック >

和洋選べる「ご当地朝食」

「界 由布院」の「ご当地朝食」は、山の恵みを感じる焼野菜を中心とした和食膳、または洋朝食から選べます。

界ブランドでは朝食は和食一択なところが多いため、選択できるのは珍しいです。

大分の郷土料理「だんご汁」の湯気がふわりと漂って、思わずお腹が鳴ります。

朝食の楽しみは七輪を使用した炭火焼き。和食膳は野菜を七輪で焼いていただきます。豚の角煮は器ごと網の上に置いて温めます。

体操で体を動かして減ったお腹に、朝からヘルシーな食事をいただき、胃袋が喜んでいるのがよく分かります。山の恵みをたっぷりチャージして、今日も1日元気に過ごせそうです。

ご当地楽「原風景を感じるわら綯い体験」

界ブランドならではの、ご当地の文化を体験できる、ご当地楽。「界 由布院」のご当地楽は、農閑期に行われる手仕事「わら綯(な)い」でお守りを作る「原風景を感じるわら綯い体験」です。

棚田の景色を楽しみながら、わらを綯って自分だけのお守りを作っていきます。

まずは藁を霧吹きの水で濡らして二又に分け、祈りのポーズのように両手を合わせて綯います。片膝を立てて足で藁を踏み、左手は固定したまま右手のみを手前に引いて綯うのですが、全然藁がねじれてくれず苦戦しました。

左回転して作る「左綯い」は福が来るとされていて、お守りやしめ縄などを作るときに用います。

スタッフの優しいサポートのおかげで何とかねじりの作業を終え、最後に稲穂や水引きなどの飾りを付けて完成!少し不格好だけど愛着の湧くお守りができました。

農家の空間構成からヒントを得たパブリックスペース

農家の空間構成である「たたき」「板間」「座敷」にヒントを得たというロビー、トラベルライブラリー、棚田テラスも見どころです。

「たたき」をイメージしたロビー

竹林で囲まれたエントランスを進み、竹をふんだんにあしらったアプローチから入ると、農家の玄関「たたき」をイメージしたシックな雰囲気のロビーが。

たたきとは、かつて日本の家屋にあった土間の表面を硬く仕上げる方法のひとつで、現在では土間スペースを指す言葉になっています。

竹で作られたオレンジ色の照明が、ほんのりと優しくロビーを照らしてくれています。三角形の天井は宇佐神宮を模しているのだそう。

かまど風のフロントカウンターには羽釜のオブジェも!そして蓋を取ると中には本物の玄米が入っています。農家の台所の雰囲気をまとったユニークな演出です。

「板間」をイメージしたトラベルライブラリー

フロントロビーに隣接しているトラベルライブラリーは、「板間」をイメージ。竹のフローリングや和紙を使った照明が施され、温かみを感じる空間です。

そして、窓いっぱいに広がる緑の風景に目と心が奪われます。開放感とまったり感のあるスペースになっているので、朝のコーヒータイムにおすすめです。

「座敷」をイメージした棚田テラス

施設の中心に広がる棚田を一望できる「棚田テラス」は「座敷」をイメージ。

棚田テラスに設置された、七島藺の角座を敷いた椅子に座ってみてください。目の前の景色はまさに圧巻の一言です。

段々と続いていく棚田。眼下に広がる由布院の原風景を独り占めできます。気づいたら時間を忘れてボーッと眺めてしまっていました。

田植え前は、棚田に水が張られ水鏡となり青空や周囲の風景を映し出し、田植え後は、若苗の瑞々しい新緑のフレッシュな香りに包まれます。

秋には、豊かに実った金色の稲穂で一面が金色に輝く様子が、稲刈り後の冬には、藁こづみが置かれた棚田の様子が。どの季節に行ってもそれぞれの美しさに出会えます。

夏の期間限定で、棚田テラスの一部に飾られている風鈴。この風鈴は棚田に合う色になっており、大分県竹田市のガラス工房で作られています。

中にぶら下がっている「舌(ぜつ)」には竹が使われているため、鉄などより軽やかな音色に。館内を移動する時にはいつも風鈴の優しい音色が聞こえてきて、涼を感じることができました。

※風鈴は、2023年8月31日までの期間限定で楽しめます。

棚田を目の前に「至福の湯上がりビール」

2023年6月1日〜10月31日までの季節限定で体験できる「至福の湯上がりビール」。

「界 由布院」では、棚田テラスでオリジナルビールと鹿肉と猪肉の2種のジビエのソーセージをいただけます。

山の恵みがたくさん詰まったソーセージはビールとの相性も抜群です。

棚田を見ながら、ひんやりとしたビール片手におつまみをかぷり。温泉の後に至福のひとときを過ごしてみて。

個性豊かな「ご当地かき氷」

地域の特産品を使ったかき氷を楽しめる、夏限定の恒例イベント「ご当地かき氷」。

「界 由布院」では大分県名物の「ざぼん漬け」にちなみ、ざぼんの実とシロップを使用した「ザボンかき氷」をいただけます。夏を満喫できる爽やかな味です。

※「ご当地かき氷」は2023年8月31日までの期間限定で楽しめます。

染谷ノエル推しのお土産は、藤飾りの菜箸

至る所で竹を使った工芸品に触れられる「界 由布院」では、ショップにも竹を使ったものがたくさん並びます。

その中で、藤飾りが美しい竹の菜箸を自分へのお土産に選びました。美しいと思いながら手に取る菜箸は初めてで、この菜箸を使うだけで料理時間が楽しくなりそうです。

お茶菓子としてお部屋でもいただける「摘み草せんべい」もおすすめ。大分の山野草を焼き込んだせんべいで、ほんのりと優しい甘味が特徴です。

その時季にあったお花や草がシンボルとなるため、ミモザやネモフィラが焼き込まれていることも。色々なお花や草が描かれているカラフルなパッケージもかわいいです。

懐かしい風景の中で自然と共に過ごす「界 由布院」

「界 由布院」の滞在中、誰しもが“懐かしい”と感じられる瞬間に出会えることでしょう。

どこかに帰りたいと思った時に訪れ、深呼吸をして、ここにある自然をただただ感じるだけで、心も体も最高に癒されます。

朝、施設内を移動している時に朝露で濡れた稲や植物に出会え、朝日に照らされてキラリと輝く姿が何とも愛おしいと感じました。

時間に追われる日常から解放されたい人、ちょっぴり心が疲れちゃっているかもという人は、「界 由布院」で究極のリラクゼーションを味わってみてはいかがでしょうか。

界 由布院の予約はこちらから! >

温泉旅館「界 由布院」基本データ

<住所>〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上398
<TEL>050-3134-8092(9:30〜18:00)
<駐車場>あり(45台)

行き方・アクセス

<車>大分自動車道「湯布院IC」から約15分
<電車・タクシー>JR九州「由布院駅」からタクシーで約10分

※この記事は2023年7月の取材内容に基づき執筆されています。時期により、イベントや食事などの内容が変更になっている可能性があります。詳細は「界 由布院」にお問い合わせください。

星野リゾートの温泉旅館「界」をチェック >

PROFILE


染谷ノエル(Noel Someya) / 俳優・フォトグラファー

東京都出身。演劇を学ぶため中学卒業後に単身渡英し、ノーサンプトンのBosworth Independent Collegeなどに通う。4年半後に帰国、上智大学にて英文学を専攻。在学中より劇団、東京ジャンクZに所属、舞台俳優のキャリアは15年目を迎える(2023年時点)。写真は留学中、"Photography"の授業がきっかけで本格的に取り組むようになった。旅や日常をドラマチックに切り取る表現を得意とし、雑誌やWEBメディアなどでの作品掲載多数。 撮影、執筆、被写体の三役をこなすキャリアを活かし、取材、連載などでも活躍する。

Twitter: @noel_engeki
Instagram: @noelle.s12

STAFF
Photo&Writing:Noel Someya 
Edit:michill編集部



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