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季節のかぼちゃをたっぷり使い、とろけるような柔らかさを生かしたかぼちゃのチーズケーキの作り方をご紹介します。シナモンの香りが広がるスペキュロス(ジンジャービスケット)と組み合わせて、おだやかな甘みのかぼちゃにアクセントを加えました。かぼちゃの濃厚な味わいがクリームチーズと絶妙に調和したチーズケーキ、ぜひ試してみてください!
秋のスイーツによく使われるかぼちゃはやさしい甘さが特徴。クリームチーズと合わせることで酸味がかぼちゃの甘味を引き立ててくれるので特に相性がよい組み合わせです。そしてスパイスやリキュールと合わせるとさらにかぼちゃの味が引き立ちます。今回は土台にスパイスの効いたスペキュロスと合わせてかぼちゃのチーズケーキにしてみました。
【ビスケットの土台】
スペキュロス 90g(約12枚)
無塩バター(溶かし) 35g
※スペキュロスは、ジンジャーブレッドに似た、シナモンをはじめとするスパイスがたっぷり入った薄いビスケットです。ロータスカラメルビスケットが代表的です。手に入らない場合、通常のビスケットにシナモンパウダーを加えて作ることで、似たような味わいになります。
【かぼちゃのチーズケーキ】
かぼちゃ 250g
クリームチーズ 150g
グラニュー糖 80g
サワークリーム 100g
卵 2個
コーンスターチ 大さじ2 (12g)
生クリーム 150ml
・かぼちゃを半分に切り、種を取り除きます。皮を取り除きレンジでかぼちゃが柔らかくなるまで加熱します。竹ぐしがスッと入るくらいまで柔らかくします。
・型に繰り返し使えるオーブンシート(または普通のオーブンシート)を敷いておきます。
・クリームチーズは室温に戻しておきます。
・オーブンは焼く10分前に160度に予熱し、湯煎用のお湯を沸かしておきます。
【ビスケットの土台】
① スペキュロスをジッパーなどの袋に入れて、めん棒などで叩いて細かく砕き、溶かしバターを注ぎ入れ揉み込んでよくなじませます。
② 型に入れてスプーンの背やコップの底などを使ってきっちりおし固めます。使うまで冷蔵庫に入れて冷やしておきます。
【かぼちゃのチーズケーキ】
① ボウルにかぼちゃを入れてスプーンの背などを使って押し潰しピュレ状にします。
② クリームチーズ、グラニュー糖を加えて混ぜ合わせます。サワークリームを加えて混ぜます。
③ 卵をひとつづつ加えて、その都度よく混ぜます。
④ コーンスターチをふるい入れ混ぜます。生クリームを加えて混ぜます。
⑤ 生地を濾して、予熱した160度のオーブンで1時間ほど湯煎焼きします。
⑥ 焼けたら粗熱をとり冷蔵庫でよく冷やします。(できれば一晩冷蔵庫で冷やします。)
焼き時間と温度ですが、今回160度で1時間湯煎焼きしました。できあがりが中がとても柔らかく切ると先がお辞儀するくらいでした。クリームを食べるような感じでとてもおいしかったのですが、もう少し固く作りたいという場合はオーブンの温度を170〜180度にして調理してください。
この記事のライター
Chicca Food
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パティシエ、イタリアソムリエ協会認定ソムリエです。イタリア ローマ・フィレンツェ 、フランス ボルドーを経て現在パリ在住。フランスやイタリアのお菓子を中心に、チョコレートやフルーツを使ったお菓子や焼き菓子、お惣菜のレシピを紹介します。
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