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大学いもVSスイートポテト!さつまいものお菓子、どっちを作る?

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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。今が旬、ほくほく甘いさつまいも。秋に採れたさつまいもは、甘みが増して一層おいしくなります。食物繊維やビタミンCなどの栄養が豊富なのも嬉しいところ。今回は、さつまいも1本でできる大学芋とスイートポテトのレシピをご紹介します。

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目次

バター風味の大学いも

カリッと揚げたさつまいもに、甘いみつを絡めた、シンプルな定番おやつの大学いもは、どこか懐かしく、子供も大人もみんな大好きなおやつですよね。

カリッとほっくりおいしく作るコツは、さつまいもを冷たい油からゆっくり揚げること。

鍋にさつまいもと油を入れてから点火し、じっくりと揚げれば、まわりだけが焦げてしまって中が固いという失敗も防げますし、ゆっくり加熱することで、より甘みも増します。

そして、今回は、仕上げにバターを加えました。そのままでもおいしいのですが、バターのコクと香りが加わって、止まらないおいしさです。

材料

・さつまいも 1本(250~300g)
・砂糖 大さじ4
・みりん 大さじ2
・醤油 小さじ1
・バター 10g
・黒炒りごま 適量
・揚げ油 適量

作り方

① さつまいもはよく洗い、乱切りにして水にさらす。5分くらい水にさらしたら、しっかり水を切り、キッチンペーパーなどで、余計な水分をとっておく。

② フライパンにさつまいもを入れ、揚げ油をひたひたに注ぎ、火をつける。

弱火で加熱し、150~160度で揚げ、色づいてきたら、少し火を強めてカリッと揚げる。

③ 別の鍋に、砂糖、みりん、醤油を入れて火にかけ、ぶくぶく沸騰してきたら、揚げたさつまいもを入れて、火にかけたまま全体に絡める。少しとろりとしてきたら、火を止めてバターを入れて混ぜ、黒炒りごまをふる。

大学いものみつは、冷えると固くなるので、煮詰めすぎず、ゆるく煮詰まったら火を止めます。

スイートポテト

茹でてつぶしたさつまいもに、卵黄、砂糖、バター、牛乳を混ぜて焼いたスイートポテト。
そのままでもおいしいスイートポテトですが、オレオを台にして焼いてみました。タルト風の食感です。

材料

・さつまいも 1本(皮をむいて250g)
・卵黄 1個
・バター 25g
・砂糖 25g
・牛乳 小さじ4
・ラム酒 小さじ1
・オレオ 5枚
・卵黄(艶出し用) 適量
・黒炒りごま 適量

作り方

① さつまいもは、皮をむいて1cmくらいの厚さに切って水にさらす。

② 鍋にさつまいもとかぶるくらいの水を入れて火にかけ、柔らかくなったら、お湯を捨てて再び弱火にかけ、粉ふき芋を作る要領で、水分を飛ばし、火を止める。

③ フォークなどでつぶし、砂糖、バター、牛乳を入れて混ぜ、卵黄も加えてよく混ぜる。ラム酒を加えて混ぜる。

④ 粗熱が取れたら10等分して丸める。オレオをはがして1枚ずつにし、その上に丸めた生地をのせて、しっかりつける。

⑤ 卵黄をハケで塗り、黒炒りごまをのせ、200度のオーブンで18~20分焼く。

スイートポテトは、裏ごしはせずに手軽に作りました。

生クリームではなく牛乳を使ったあっさり味ですが、もちろん、生クリームをつかっても濃厚でおいしいです。ラム酒の香りを加えていますが、お好みで加減してください。

また、型に入れて焼き、スティック状にすれば、食べやすく成形の手間いらずです。

スティック状にする場合は、オレオ(5枚)を袋に入れて砕き、バター(10g)と刻んだクルミ(10g)を混ぜ、オーブンシートを敷いた型(15×7cm)にしっかりと敷きつめてから、スイートポテトを入れて平らにならします。

卵黄を塗って、200度のオーブンで18~20分焼き、冷めてからスティック状にカットします。

カリッとおいしい大学芋、しっとりコクのあるスイートポテト、2種類ご紹介しました。
さつまいものおやつ、あなたは、どちらがお好みですか?

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この記事のライター

笠原知子

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