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見たことありますか?自分の子供の頃の母子手帳

母から渡された私の母子手帳。古いその手帳の中には若い頃の母が書き込んだいくつかのメモがありました。それを見て感じた事や、子どもたちの母子手帳について思った事をまとめました。

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目次

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私の母子手帳

最近両親が引越しをして荷物を整理したのがきっかけで、母が私や子どもたちに使えそうなものなどを持ってきてくれました。その時に、私の母子手帳も一緒に渡されたのです。

現在の母子手帳はアニメのキャラクターなどの可愛いものが多いですが、私が産まれた50年ほど前の母子手帳は、ビニールカバーもついていないシンプルなデザインのものでした。

中を見てみると、大体の内容は今の母子手帳と変わらないようでしたが、手帳についていた郵便はがきの切手の欄に七円切手と書いてあったり、インフルエンザのことを流感と書いてあったり時代を感じるところもありました。

母のメモ

ページをめくっていくと、母が所々に書き込みをしているのに気がつきました。

予防接種日についてや何歳の時になんの病気にかかったかなど、覚え書きが主でした。

ところが「出産時の児の状態」のページには赤いボールペンで「この子は絶対幸福になる!!」と書いてあったのです。

他にも小さい字でいろいろ書き込んであったので、母が出産の喜びを書き綴ってくれたのかと最初は思ったのですが、よく読んでみると「この子は~」のくだりは出産後退院する時に母と祖母がタクシーを呼び、来てくれたタクシーの運転手さんが言ってくれた言葉だと分かったのでした。

運転手さんの話では、そのタクシーは朝おろしたばかりの新車で、初めて乗せるお客さんが女の赤ちゃんだととても縁起がいいということでした。

初めて聞く話でしたが、その時それを言われた母はとても嬉しかったんだろうな、と思うと若い母の様子が目に浮かぶような不思議な感覚になりました。

母に自分を重ねる

私が長女を出産したのは37歳の時でしたが、母が私を産んだのはそれよりずっと若い時でした。

そんな母が、今の私と同じように子どもたちを育てていったんだなと思うと、いつの間にか母に自分を重ねていました。

若くてもきっと私なんかよりずっと大らかでどっしり構えていたんじゃないかと思いますが…。

子どもたちの母子手帳

そんなことを考えていた時に、子どもたちの母子手帳を手に取って見てみました。

いつか子どもたちも今の私のように自分の母子手帳を見る機会があるかもしれない(予防接種やかかった病気の記録などを見るために必要になる場合もあるかも)。

そんな時に、自分が産まれた時の母親の気持ちや、自分が病気にかかった時の不安などが書き込んであったら、予防接種日などの記録だけの母子手帳より気持ちが伝わっていいんじゃないかな、と思いました。

ちゃんと育児記録などつけていらっしゃる方は別ですが、これから出産される方は出産後の喜びや育児についての迷いなど、母子手帳にメモしておいたらいずれお子さんが成長して自分の母子手帳を見た時に、きっと嬉しい気持ちになると思います。

タクシーの運転手さんの言葉に喜ぶ母を想像しただけで私は嬉しかったので、自分も遅まきながらですが、何かつまずいたり迷った時、嬉しかった時のことなどこれから母子手帳に書き留めていきたいな、と思いました。

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執筆者:中島めめ



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