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コスメコンシェルジュ、美容ライターの斎藤明子です。垢抜け美人風の雰囲気になる平行眉。数年前から人気が継続していますが、やみくもに平行眉を目指して、かえって印象を悪くしている方も少なくないようです。今回は、平行眉にありがちなNG例とその解決法をご提案します。
実はもともとの眉毛が平行眉になりやすい方と、そうではない方がいます。
例えば眉山のカーブが強い場合、なだらかなアーチ眉には自然に補正できても、無理に平行眉に整えるとどうしても不自然な印象になりがちです。
眉のカーブが元々強い人が平行眉に整えるためには、眉山を消して眉頭や眉尻の一部に眉毛を描き足す必要があります。
慣れないうちは、パウダーでストレートなラインを作り込むのは難しいので、ペンシルを使ってアウトラインを整えてから眉の生えていない部分に眉毛を1本1本プラスするイメージで描いていく方法が簡単です。
ですが、そのプロセスで描いたラインをぼかせていなかったり、眉山のカットした部分が残ったりしてしまう事は、わりとよくあるので注意してみてください。
まず、元々の骨格を意識してみてください。
眉のカーブが強い方以外にも、おでこから鼻にかけての凹凸が強い方や、目と眉毛の間隔が離れている方も、ストレートなラインの眉毛が作りにくいことがあるのでチェックしてみて下さい。
その場合は、目指す眉の完成形を少しアーチよりの平行眉にしてみるだけで整えやすさが変わってきます。
また眉毛の上の筋肉の盛りあがった部分は、表情のくせで盛り上がりが強くなってしまうことがあります。
40代ともなるとその影が目立ちやすいことも多く、眉スタイリングを完璧にしても眉山のくっきりした眉毛に見えてしまうので、影を眉専用の細いペンのようなコンシーラーで消すときれいに整います。
眉頭とフレームは自然にぼかして、眉尻はすっきりまとめて理想の平行眉に整えましょう。
少し太めに整えた方が自然に見えるアーチ眉とは違い、平行眉は太く濃いと不自然な雰囲気になってしまいます。
とはいえ、細すぎても貧相な印象になってしまうのが平行眉ならではの特徴でもあります。
太すぎ平行眉になってしまう原因は、もともとカーブのある眉毛の方が形を整えるプロセスで、部分的な描き足しの際に、描き足し過ぎてどんどん太くなってしまうことです。
右と左の太さを揃えるプロセスでも太すぎ平行眉になったり、細すぎ平行眉になったりすることがあるので、まずは顔全体をチェックしてフォルムを決めることから眉メイクを始めてみて下さい。
少し前の平行眉では、眉尻をなぎなたのような形に整える方法が主流でした。
でも今は、眉尻がすっきりと細くなったなだらかな曲線を感じさせるアーチ寄りの平行眉を、人気の平行眉として分類することが多いようです。
実際そのような形に整える方が多く、顔全体のバランスも取りやすいので、眉尻はすっきりさせる方がおすすめです。
もしもとの眉の形状がアーチ(=曲線)なのに、平行眉に整えたいときは少し短めに眉をシェービングし、すっきりとした眉尻をウォータープルーフで筆タイプの眉ライナーを使う方法もあります。
細いペンシルで描いてみたけれどうまくいかない…という方は試してみて下さい。
40代さんの実録NG平行眉メイクと解決方法をご紹介しました。
平行眉ならではの美人顔の雰囲気になりたいときは、スタイリングや眉メイクのときに、以上の改善点に少しだけ気をつけてみると雰囲気が変わるのでやってみてくださいね!
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
4001
美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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