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パン屋さんでも根強い人気の塩パン。溶け出したバターでじゅわっと風味豊かに。中はしっとり外はこんがりと。あんこの甘みとパラリとふった塩気がアクセント。今回はポリ袋を使い手を汚さずに仕込みます。寝ている間にほったらかしで生地作りと発酵を進め、翌日は成形からのんびりと。バターとあんこを準備してどうぞ。
型は以前ご紹介したロシアンルーレットちぎりパンでも使用したダイソーの「型紙不要!シリコンコーティングケーキ型5号」(15cm丸型・200円商品)を使います。
塩パンの溶け出すバターも逃さず受け止めこんがりと仕上がりますよ。焼き上がり後はするっと外れお手入れもらくちんです。
(パン生地)
◎強力粉 120g
◎きな粉 10g
◎砂糖 5g
◎塩 2g
〇牛乳 40g
〇水 46g
〇サラダ油 6g
〇インスタントドライイースト 小さじ1/2
(フィリング)
・あんこ 8g×8
・バター 2g×8
(仕上げ用)
・岩塩 適量
・溶き卵または牛乳 適宜
① 小さめの耐熱ボウルまたはマグカップにドライイースト以外の〇を入れ、ラップなしレンジ600wで30秒加熱する。ドライイーストを加え泡立て器で混ぜる。
② はかりの上にボウルと厚手のポリ袋をセットし◎を計量する。ポリ袋に空気を含ませ口を閉じフリフリ。
③ ②のポリ袋に①を流し入れ、空気をふくませ口を閉じフリフリ。ポロポロとしてきたら袋の上から台に押し付けながら馴染ませる。
④ 粉気がなくなり生地がひとまとまりになったら、袋の空気を抜き口をくるくるとねじり、親指1本分のゆとりをもたせて口を結ぶ。10分程常温に置き冷蔵庫野菜室へ(その後8~16時間程の間に使用)。
・塩は塊が残らないようすりつぶして入れる。
・室温が低い場合、または早く仕上げたい場合は、ポリ袋の口を閉じた後しばらく常温に置き(30分~)、少し発酵を進ませてから野菜室へ入れる。
・あんことバターは計量し、バターは冷蔵庫に入れておく。
① ポリ袋の中でパンパンになった生地を取り出し、上から手のひらで押しガス抜きする。丸め直したらぬれ布巾をかけ10分程置いておく。
② とじ目を上にして台の上でめん棒を使い伸ばす。20cm程の円形にしたらスケッパーで放射状に8等分にする。
③ めん棒を生地の中ほどにあて上下に転がし20cmの長さ二等辺三角形に伸ばす。
④ 手前にあんことバターをのせ、ひと巻き包んだら指の腹で軽く押さえ閉じる。そこを芯にしてくるくると巻いていく。
⑤ 油脂(分量外)を塗った型に餃子のように並べていく。乾燥しないようぬれ布巾をかけ、ふっくらと隙間がなくなるまで発酵させる。
発酵中にバターが溶けださないよう、発酵は常温がおすすめです。
⑤ オーブンを210℃に予熱する。ぬれ布巾を外したら、刷毛で溶き卵または牛乳を塗り、成形したそれぞれの生地の中央に岩塩をふる。予熱の完了したら210℃のオーブンで17~18分程焼成。色よくこんがりと焼き上げる。
焼き上がったらオーブンミトンをつけた手で型の側面を叩き生地をはがす。クーラーの上に取り出しあら熱をとる。
外はこんがりカリカリ。中は溶けだしたバターが染みてしっとりふんわり♪
程よい量のあんこの甘みとダイレクトにくる岩塩がアクセント。
色と食感、味のコントラストが楽しいあんバタきなこのちぎり塩パン。まずは気軽に生地を仕込んでのんびりと楽しみ下さい。
この記事のライター
ぷちみみん
2714
創作パン研究に勤しむ2児の母。ユニークな似顔絵ちぎりパンや簡単成形のキュートな動物パンなど、ひらめきとご縁を大切に日々生まれるパンやお菓子たち。どこかで美味しい楽しい時間に繋がれば。blogやinstagramにてアイディアを発信中。
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