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クッキーの表面にひび割れができるのが特徴のアメリカのクッキー、クリンクルクッキー。外側は軽くカリッとした食感で、中はしっとりと柔らかいのが特徴です。生地を丸めて粉砂糖をまぶし、その後オーブンで焼き上げる、シンプルな手順でできるレモンのクリンクルクッキーのレシピをご紹介します。
このひび割れが特徴的なクッキーはアメリカのお菓子で、「クリンクルクッキー(Crinkle Cookies)」や「スノーキャップクッキー(Snowcap Cookies)」と呼ばれています。クリンクルは「しわくちゃ」という意味があり、スノーキャップは「山の山頂が雪で覆われている」という意味です。特徴的で華やかな見た目のクッキー、今回はレモン風味のさわやかなレシピをご紹介します。
グラニュー糖 80g
レモン 1/2個(レモンの皮のすりおろし+レモン汁 約大さじ1:15ml)
無塩バター(溶かし) 40g
卵 1個
薄力粉 150g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
塩 少々
粉砂糖 適量
・レモンは洗ってから水気をとって皮をすりおろします。レモンの汁を絞っておきます。
・天板にシリコンマットまたはオーブンシートを敷いておきます。
・オーブンを使う10分前に180度に予熱しておきます。
【レモンクッキー生地】
① ボウルにグラニュー糖とレモンの皮のすりおろしを入れて混ぜ合わせます。
② 溶かしバター、卵を加えて混ぜます。
③ レモン汁を加えて混ぜます。
④ 薄力粉とベーキングパウダー、塩を加えてゴムベラでさっくりと混ぜ合わせます。
⑤ ボウルにラップをかけて冷蔵庫で1時間以上生地を休ませます。
⑥ 生地をひとつ60gくらいの丸いボール状に丸め、粉砂糖をたっぷりとまぶします。
⑦ シリコンマット(またはオーブンシート)を敷いた天板に並べます。焼くと広がるので、ひとつひとつの生地を離して置いてください。
⑧ 180度のオーブンで10分程度焼きます。生地がふっくらと膨らんで表面にひびが入ったらできあがりです。
表面にひび割れができ、中はクッキーとパウンドケーキの中間のようなふっくらとした焼き上がりになります。
オーブンの火力が強すぎると焦げやすく表面にまぶした粉砂糖が溶けやすくなってしまい、弱すぎると表面のひび割れがうまくできません。うまくいかない場合はオーブンの温度を調節してみてください。オーブンの温度は比較的火力が弱い電気オーブンの場合は180度前後、火力が強いガスオーブンの場合は170度前後で調整してみてください。
この記事のライター
Chicca Food
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パティシエ、イタリアソムリエ協会認定ソムリエです。イタリア ローマ・フィレンツェ 、フランス ボルドーを経て現在パリ在住。フランスやイタリアのお菓子を中心に、チョコレートやフルーツを使ったお菓子や焼き菓子、お惣菜のレシピを紹介します。
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