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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。日々の食事に登場しない日はないくらい身近な食材の卵。栄養たっぷり、生でも加熱しても、和洋中色々な料理に使いやすい卵は、節約食材の1つでもあります。今回は、そんな優秀食材たまごを使った安くてボリュームのある料理を3つご紹介します。
スペインの卵料理トルティージャ。フライパンで丸く厚焼きに作るオムレツは、手軽でボリュームもたっぷり!今回は、定番のじゃがいもにズッキーニを入れました。じゃがいもと玉ねぎの甘さに、ズッキーニのジューシーさが加わっておいしいですよ。
・卵 6個
・じゃがいも 2個
・ズッキーニ 1本
・玉ねぎ 1/2個
・にんにく 1片
・オリーブオイル 大さじ3~4
塩 小さじ1
① じゃがいもとズッキーニはそれぞれ3mmくらいの厚さに切る。玉ねぎは薄切りにする。にんにくはみじん切りにする。
② フライパンにオリーブオイル大さじ1とじゃがいもを入れて炒める。周りが透き通ってきたら玉ねぎとにんにくを加えて、じゃがいもが柔らかくなるまで炒める。ズッキーニ、塩小さじ1/2を入れて加えてしんなりするまで炒める。
③ 卵をボウルに割りほぐし、残りの塩を入れて混ぜ、炒めた野菜を加えて混ぜる。
④ フライパンをキッチンペーパーでふき、オリーブオイル大さじ2を入れて火にかける。フライパンが温まったら卵液を入れて大きくかき混ぜ、ふたをして焼く。
⑤ 周りに焼き色がついて卵液が固まってきたら、フライパンに皿をのせて手でしっかり押さえてひっくり返して卵を皿にのせ、フライパンに戻し入れて裏面も焼く。
じゃがいもは柔らかくなるまで炒めてから卵液に入れてください。ひっくり返すのはちょっと緊張しますが、皿をかぶせたらしっかり押さえてひっくり返してください。
あつあつはもちろん、冷めてもおいしいです。
豆腐を入れた卵あんかけには、ふんわり優しい口当たり。食べ飽きないように、ねぎや生姜などの薬味と、食感のいい天かすをトッピングしました。
朝ごはんにも、飲んだ後の〆のご飯にもぴったりです。食欲があまりない日にもつるんといただけますよ。
・卵 2個
・豆腐 1丁
・ご飯 2膳
・片栗粉 小さじ2
・白だし 大さじ2
・水 200cc
・青ねぎ 2本
・みょうが 1個
・生姜 1片
・天かす 適量
・塩 適量
① 生姜をすりおろし、青ねぎは小口切り、みょうがは薄切りにする。
② 鍋にお湯をわかし、白だしを加える。豆腐をスプーンですくって入れ、温める。
③ 片栗粉を大さじ1の水で溶き、混ぜながらすこしずつ加え、少し煮る。
④ 溶き卵を混ぜながら少しずつ加える。塩で塩分を調える。
⑤ あたたかいご飯に卵あんをかけ、青ねぎ、おろし生姜、みょうが、天かすをのせる。
鶏むね肉と卵の組み合わせは、親子丼ではなく、洋風にピカタにしました。鶏肉は薄切りにするので短時間ででき、卵でコーティングして焼くのでパサつかずに仕上がります。
朝ごはんにも、お弁当にも、ワインと一緒に晩御飯にも。
・卵 2個
・鶏むね肉 200g
・粉チーズ 大さじ2
・マヨネーズ 小さじ2
・小麦粉 適量
・塩 適量
・胡椒 適量
・パセリ 適量(あれば)
・付け合わせの野菜 適量
① 鶏むね肉は、削ぎ切りにして塩と胡椒を振り、マヨネーズを揉み込む。
② 卵を割りほぐし、粉チーズと塩少々、みじん切りにしたパセリを入れて混ぜる。
③ 鶏肉に小麦粉をつけ、余分な粉をはたいて卵液にくぐらせる。
④ フライパンに、オリーブオイルを入れて火にかけ、卵液をつけた鶏肉の両面を焼く。
⑤ 付け合わせの野菜と一緒に盛りつける。
どれも1人前150円前後で作ることができるので、ゴールデンウィーク、レジャーや買い物で懐がさみしくなりがちな今の時期の料理にもぴったりです。
栄養たっぷり、使いやすくておいしい万能食材たまごをメイン料理にすれば、上手に節約できますね。給料日前の節約料理としてだけでなく、普段の食卓にもぜひ作ってみてください。
この記事のライター
笠原知子
6900
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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