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美容ライターの遠藤幸子です。毎日メイクしていると、今日のメイクは失敗だと思う時と逆に成功だと思う時とがありませんか?失敗メイクと成功メイクとにはどんな違いがあるのでしょうか?今回は、そこにスポットを当て、実際に例を挙げながらその違いについてご紹介します。
下記の項目をチェックしてみてください。
・首の色より顔が白く、浮いた印象だ。
・ファンデを塗っている部分とそうでない部分とがクッキリ。
・透明感や素肌感がない。
・ツヤがない。
当てはまる項目はいくつありましたか?当てはまるものがあれば、それは失敗ベースメイク。今すぐに見直しましょう!
まず、ファンデの色は首の色に合わせて選びましょう。ちょうどいい色がない場合には2色のファンデを混ぜて使ったり、リキッドハイライトを少量混ぜて調整する方法もあります。
また、ファンデは少量ずつ内側から外側に向かって塗り広げ、カバーしたい肌悩みは化粧下地やコンシーラー、コントロールカラーなどでカバーしましょう。そして、境目はぼかして自然な仕上がりにしましょう。
下記の項目をチェックしてみてください。
・唇の縦じわがクッキリ。
・血色感がない。
・そもそも色や質感が似合っていない。
・輪郭がぼやけている。
当てはまる項目はいくつありましたか?当てはまるものがあれば、それは失敗リップメイク。今すぐに見直しましょう!
まず自分に似合っている色と質感のリップを選びましょう。そして、顔色がパッと明るくなるような色のリップを選ぶことも大切です。
自分に似合う色を知るひとつの方法として、パーソナルカラー診断を受けるのもおすすめです。実際に有資格者の診断を受けるのがベストですが、それが難しい場合にはヴィセやオルビスといったコスメブランドのアプリでも手軽に診断することができます。
このほか、自分の唇の状態をよく確認することが大切です。乾燥していないか、荒れていないか、くすみや縦じわは気にならないかなど、細かくチェックしていきましょう。その上で、そういった欠点をカモフラージュできるリップを使用しましょう。
例えば、唇の縦じわが気になるならクリーミーなテクスチャーのリップやグロスを使うのがおすすめです。
くすみが気になるなら、それをカバーできるほど鮮やかな発色のものを選びましょう。乾燥やカサつきが気になるなら、トリートメント効果の高いリップを選ぶことが大切です。ツヤのあるリップはくすみを飛ばしたり、生き生きとした印象を与えます。
下記の項目をチェックしてみてください。
・塗りすぎて悪目立ちしている。
・もう何年も同じ入れ方をしている。
・入れ方が直線的あるいは丸い円。
・入れた箇所がはっきりとわかる。
当てはまる項目はいくつありましたか?当てはまるものがあれば、それは失敗チークメイク。今すぐに見直しましょう!
色の失敗を避けるためには、前述のように自分に似合う色で顔色を明るく見せてくれるようなものを選ぶことが大切です。理想としては、自然な血色感や陰影を与えるものを選びましょう。
入れ方で失敗するのを避けるためには、まず顔のカーブを意識すること。そうすれば、直線的に入れたり、真ん丸に入れることにはなりません。楕円形を意識しましょう。
また、入れる位置ですが、年齢を重ねていくと頬が下がってくるので、数年前より上に入れることがおすすめです。
ついつい濃く入れ過ぎてしまうという人は、パウダーの場合ブラシに含んでから軽く手の甲ではらい、クリームやリキッドなどの場合はスポンジに塗ってからスタンプ塗りしたり、指で入れる場合には最後にスポンジでぼかすなどして自然な仕上がりになるよう心がけましょう。
下記の項目をチェックしてみてください。
・ダークカラーで目の周りを囲んでいる。
・目のくすみと一体化して顔色が悪く見える。
・腫れぼったく見える。
・夕方には粉とびしてパンダ目になってしまう。
・のっぺりとした印象に見える。
当てはまる項目はいくつありましたか?当てはまるものがあれば、それは失敗アイメイク。今すぐに見直しましょう!
まずは色選びについて。他のポイントメイクでも触れたように、自分に似合う色を選ぶことが大切です。さらに、季節やトレンドを意識しましょう。
パステルカラーなどの淡い色をメインに選ぶと、腫れぼったく見えることがあるので、ブラウンやグレーなどの相性がいい引き締めカラーを使って目のキワを引き締めるのがおすすめです。
また、ダークカラーをメインにしたり、目の周りを引き締めるためにグルリと使うと怖く見えたり、目のくすみと一体化してしまうことがあります。そのためダークカラーは上まぶたのキワだけに細く入れるなどして仕上がりを調整しましょう。
アイメイクが崩れやすい場合にはあらかじめアイシャドウベースを使うと、きれいな仕上がりを長時間キープすることができます。
アイシャドウは、目に近い部分が濃く、そこから上に薄く塗り広げて立体感を出すことも大切です。パウダーの場合、チップよりブラシを使うのがおすすめです。
今回は、失敗メイクと成功メイクの違いをご紹介しました。今すぐに自分のメイクを見直して、自分をキレイに見せるメイクを楽しみましょう。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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