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美容ライターの遠藤幸子です。自分のメイクを客観的に見るのは難しく、ついNGなメイクを続けてしまいがちです。特にベースメイクは人から指摘されにくいだけに長い間NGメイクを続けてしまうことがあります。今回は、多くの人がやりがちなベースメイクのNG例をご紹介します。
ベースメイクは、自然な仕上がりにすることが大切です。そのためいかにも塗りました、と明らかになるようなメイクはNG。
ファンデもコンシーラーもぼかさなければ境目が悪目立ちして不自然な仕上がりになってしまいます。
ファンデもコンシーラーも必ずスポンジなどで境目をぼかしたり、たたきこむようにしてなじませたりして自然な仕上がりを心がけましょう。
目の下のクマ、まぶたのくすみ、小鼻の赤み、シミやニキビ跡などカバーしたい肌悩みを複数抱えている人が多いのではないでしょうか。
そういった肌悩みを1種類のコンシーラーでカバーできれば便利ですが、これも残念ながらNGです。
それらはどれも同じ色をしているわけでも肌の状態が同じわけでもありません。にも関わらず1種類のコンシーラーでカバーしようとすると無理が生じてしまいます。
それぞれの肌悩みに適したコンシーラーを所持して使いわけるのがおすすめです。
一例をあげると、テクスチャーに関しては、シミやニキビ跡はしっかりと留まってカバーしやすいスティックやクリームなどの硬めのものを選び、まぶたや小鼻、口の周りなど動きの出る部分にはリキッドなどのやわらかくストレッチ力のあるものを選びましょう。
また、コンシーラーの色選びについて一例をあげると、黒クマにはオレンジ系が、茶クマにはイエロー系が、小鼻の赤みにはグリーンがおすすめです。
シミやニキビ跡はその部分の色によって合う色が異なります。自分の肌色になじむベージュ系でブレンドしながら調整できるものを使うのもおすすめです。
お気に入りのファンデに出会えたらずっと使い続けたくなるのが人の心。しかし、季節によって肌の状態は異なります。
そのため通年使えるファンデとはいえ、自分の肌状態に応じて使い分けるのがベストです。
例えば、冬は保湿力の高いクリームファンデをメインに使い、夏は崩れにくいリキッドファンデをメインに使うというようにです。
手は力加減の調整もしやすく、メイクするための最高のツールという考え方があります。
しかし、その一方でよく手を洗ったり、水仕事が多い人などは指紋が深い、手が荒れているなどの理由でその限りではありません。むしろファンデやコンシーラーを均一にきれいに塗るのに支障をきたすことが多々あります。
そのためファンデは基本的にスポンジやブラシを使って均一に塗り、コンシーラーも指の状態などに応じてスポンジやブラシを使うことをおすすめします。
ファンデの色番には限りがあります。そのため自分にぴったりの色のファンデを見つけるのは難しいかもしれません。
明るい色と濃い色のファンデを2つ購入してブレンドするのが理想的ですが、量も価格も2倍になってしまうので躊躇するところです。
そこで、ファンデの色選びに迷った時、首の色よりも明るい色のファンデを選ぶか、暗い色のファンデを選ぶかという選択が生じます。
前者はNG。首の色より明るいファンデを選ぶと、白浮きして見えたり、老けて見えたりすることに。注意しましょう。
隠したい肌悩みがたくさんあると、ついついファンデが厚塗りになってしまいがち。しかし、ファンデの厚塗りは肌の透明感を欠いて老けて見えてしまうことになりかねません。
隠したい肌悩みは化粧下地やコントロールカラー、コンシーラーなどである程度カバーし、ファンデは薄塗りがベストです。
やりがちNGベースメイク、あなたは、いくつ当てはまりましたか?当てはまるものがあれば、今すぐに見直しましょう。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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