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不妊治療のクリニックで処方されている薬。何も知らない夫に説明をするのって難しいもの。でも、薬の説明ひとつをとっても、夫と二人でなら楽しく治療に取りくんでいける!妊活の先輩ポチ子さんがホルモン補充の薬を使うときに夫に話したこととは…?
私は、自分が理解していれば問題ない範囲の治療の事はあまり夫に話をしません。
夫からも、治療について細かく聞いて来る事はほとんど無いのですが、“くすり”に関しては少し気になるのか、私がクリニックから処方された薬を飲んでいると「それは何の薬なの?」と質問してくる事があります。
私がクリニックで処方される薬は、その時に足りていないホルモンを補う薬や、卵巣などの機能を助ける薬が多いので、私はいつも「女性ホルモンを補う薬だよ!」という万能な説明の仕方をし、夫もそれで納得していました。
治療で処方される薬にも色々な形があり、以前、絆創膏のようにペタッと肌に貼るタイプのホルモン補充の薬を使用した時、夫が不思議そうに「それはなに?」と聞いてきたので、いつものように「これは女性ホルモンを補う薬だよ!」と説明しました。
ですが、夫の顔には『?』マークがたくさん浮かび、「薬なの?貼るとどうなるの?」と…。
これはきちんと説明した方がいいかな…と考えましたが、夫に不妊治療の知識をあまり植え付けていない状態で“ホルモン補充”を説明してもそんなにピンと来ないだろうな…と思い、思い切って「これはね…貼るとね…女性ホルモンが分泌されて、とってもとっても女らしくなるんですっ!」と言い切り、オホホホホ~と笑ってみました。
夫はまさかの冗談返答に驚いていましたが、意外と楽しそうにノってくれました。
それ以来、私は貼るタイプのホルモン補充の薬を使う時には、テンションを盛って『ホルモン補充』を夫にアピールするようになりました。
そして、夫も毎度そのノリにつきあってくれて、2人で遊びながらホルモン補充の薬を貼るようになりました。
遊びながらやりとりする事で治療をしている時間が少し楽しく感じるようにもなりました。
それから病院も変わり、今は貼るタイプのホルモン補充薬を処方されなくなってしまったので、少し寂しかったりもします。
治療の状況によっては気分的にふざけられない時もあったりしますが、“薬ひとつ”の些細な事でも2人で遊びながら笑いながら治療を進めていきたいと思っています。
この記事のライター
ポチ子
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1978年生まれ2011年に結婚しました。約1年間の自己流妊活後、不妊治療を受ける決意をし治療開始。同じ悩みを持つ方や、不妊治療について知りたい方にとって、少しでも参考になればと思い自分自身の不妊治療の体験をブログで綴っております。
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