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「碁子麺」てなんて読む?夏バテ気味の残暑にぴったりの絶品「麺レシピ」

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なめらかでのどごしが良い平打ちうどん、きしめん。今回は、名古屋名物の冷たいきしめん「きしころ」をご紹介します。暑くて食欲が出ないときにもつるっとのど越しよく食べられますよ。

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目次

このレシピを試すのにかかる時間

  • 40分

きしころの“ころ”ってなに?

きしころとは冷たいつゆをかけたきしめんのことです。

名古屋ではいわゆる冷やしうどんを“ころ”と呼び、うどん屋さんでは、「ころうどん」や「きしころ」(ころきし)を食べるんです。きしめんころを省略して「きしころ」です。

きしめんは平たく薄い麺でつるっとのど越しがいいんです。

漢字で「碁子麺」または「棊子麺」と書くそう。「碁子」「棊子」のいずれも、囲碁で使う碁石の意味ですが、これがなぜ名古屋名物の平打ちうどんの名称になったのか。その由来は未だにはっきりとはしていないそうです。

きしめんといえば名古屋駅の新幹線のホームにあるお店を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。お出汁の香りが漂っていますよね。とっても美味しいんです。

寒い冬は熱々のおつゆで食べるのが美味しいですが、夏はやっぱり、ころです。

今年は例年になく暑い日が続いていて残暑が厳しいですが、そんな毎日に冷たいきしころで涼を。食欲がなくてもつるつると食べられます。

我が家では夏のメニューの定番。今回は天ぷらを揚げて、天ぷらきしころの作り方のご紹介です。

天ぷらきしころの作り方

材料(2~3人前)

・えび…6尾
・ささみ…3本
・かぼちゃ…3切れ
・オクラ…3本
・天ぷら粉…適量

・きしめん…人数分
・めんつゆ…適量

下準備

・エビは背わたをとり殻をむいておきます
・ささみは1口大にカットして醤油大さじ1・酒大さじ1/2・みりん大さじ1/2につけておきます。
・オクラはがくをとり1カ所包丁で切り込みを入れておきます。(揚げたときに破裂させないため)

作り方

① 天ぷら粉に冷水(氷水)を入れて混ぜます(お使いになる天ぷら粉によって水分は調節してください)

② オクラ→かぼちゃ→エビ→ささみの順に揚げていきます。

天ぷらはお好みのお野菜を揚げてください。天ぷら粉に加える水は氷水を使うと衣がからっと揚がります。

③ きしめんはたっぷりのお湯で茹でます。茹で上がったら氷水で冷たくします。

今回は乾麺を茹でています。名古屋ではゆで麺のきしめんもスーパーに売っています。手に入りにくいかたはうどんでももちろん美味しくできます。

つゆは手作りでも市販のものでも、お好みでどうぞ。

④ 冷たくしたきしめんの水気をきって器に盛り付け。バランス良く天ぷらをのせます。たっぷりのおかかを添えてめんつゆをかけてお召し上がりください。

今回は天ぷらをのせましたが、山芋をおろしたものやおくら、モロヘイヤのネバネバをかけてもとっても美味しいです。残暑を冷たいきしころで乗り切ってくださいね。

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この記事のライター

masayo

夫と小学生2人と暮らしています。結婚してからパンやお菓子作りに興味を持ち現在に至っています。作るのも食べるのも大好きです。器好きでもあり、作家さんのものをはじめアンティークまで幅広く収集しています。2016年5月より自宅で小さな教室(パンやお菓子を作る会)を始めました。

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