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寒い朝、あったかいスープがあれば、お腹からじんわり身体もあたたまります。とろみのあるスープは、冷めにくいので、今の時期にぴったり。優しい舌触りもうれしいですよね。
まずは、定番の片栗粉でとろみをつけた卵スープです。
片栗粉を使う場合は、水で溶き、混ぜながらすこしずつ入れ、しっかり加熱することがポイント。とろみがついたスープに入れると、かき玉もふんわり上手に仕上がります。
材料(2人分)
卵 1個
豆苗 1/2パック
長ねぎ 10cm
中華だし 適量
薄口しょうゆ 小さじ1/2
片栗粉 大さじ1/2
水 450cc
作り方
① 長ねぎは千切りにし、豆苗は半分に切る。
② お湯を沸かし、中華だしと薄口しょうゆ、長ネギをを入れて軽く煮る。半分に切った豆苗を入れる。
③ 片栗粉は、大さじ1の水で溶き、混ぜながら少しずつ加える。
④ しっかりとろみがついたら、よく溶いた卵を、円を描くように少しずつ流し入れる。
野菜でとろみをつければ、栄養もたっぷり摂れますね。つぎにご紹介するのは、蓮根をおろして加えたスープです。すりおろすので、ブレンダーやミキサーなどの道具もいりません。
蓮根に含まれるとろみ成分には、粘膜を保護して免疫力を高めてくれる効果があるので、今の時期にはぴったり。
また、おろし蓮根のスープは、れんこんの栄養だけではなく、蓮根の風味もたっぷり楽しめるスープです。
材料(2人分)
れんこん 100g
たまねぎ 1/4個
しいたけ 2枚
ベーコン 1枚
水 150cc
牛乳 200cc
コンソメ 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1/2
塩 適量
作り方
① たまねぎ、しいたけ、ベーコンは、それぞれ1cmの角切りにする。
② 鍋にオリーブオイルを入れ、玉ねぎを炒め、透き通ってきたら、ベーコン、しいたけを入れて炒め、水とコンソメを入れて玉ねぎが柔らかくなるまで煮えたら、豆乳を加える。
③ 再び湧いてきたら、皮をむいておろしたれんこんを加え、とろみがつくまで煮て、塩で味を調える。
つぎにご紹介するのは、里芋でとろみをつけたポタージュスープです。里芋のとろみ成分も免疫力アップに役立ちますし、腹持ちがいいので、朝食にぴったりです。
材料(2人分)
里芋 大2個
玉ねぎ 1/4個
水 200cc
豆乳 200cc
コンソメ 小さじ1
オリーブオイル 小さじ2
クミン 適量
アーモンド 適量
作り方
① 里芋は皮をむき、5mm位の厚さの半月切りにする。玉ねぎは薄切りにする。
② 鍋にオリーブオイルを入れ、玉ねぎと里芋を入れ、水を加えて里芋が柔らかくなるまで煮る。
③ ブレンダーでピューレ状にし、豆乳を入れて温め、塩で味を調える。
④ 刻んだナッツとクミンシードをのせ、お好みでオリーブオイルを回しかける。(クミンの風味は里芋に合うのでお好みで加えてみてください。)
ワンタンの皮を入れたスープです。ワンタンの皮のとろっとした舌触りがおいしいスープは、これ1品で朝ごはんになります。
材料(2人分)
ワンタンの皮 6枚
ひき肉 50g
白菜 1枚
長ねぎ 1/2本
しいたけ 2枚
生姜 1片
水 450cc
ごま油 小さじ2
中華だし 適量
片栗粉 小さじ1
塩・胡椒 適量
辣油 お好みで
作り方
① 白菜は、芯の部分は繊維にそって細切りにし、葉の部分はざく切りにする。長ネギは斜めに薄切りに、しいたけは薄切りにする。
② 鍋にごま油を入れ、ひき肉とおろした生姜を炒め、野菜を入れて軽く炒め、水と中華だしを加えて煮る。
③ 片栗粉を小さじ2の水で溶き、混ぜながら少しずつ加える。
④ ワンタンの皮は一枚ずつ重ならないように入れ、塩、胡椒で味を調える。(ワンタンの皮は、広げて入れてください。)
⑤ 盛り付けてお好みでラー油を加える。
レシピではひき肉を入れましたが、野菜だけでもおいしく出来上がります。
寒い冬の朝は、とろみスープでおなかの中から温めて、元気に一日をスタートしたいですね。
この記事のライター
笠原知子
6900
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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