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コスメコンシェルジュ・美容ライターの斎藤明子です。抜け感のあるメイクの人気が続いています。やり過ぎてしまうと理想の抜け感から遠ざかってしまうものの、ただ手を抜けばいいというわけではないのが難しいですよね。そこで今回は、最低限のアイテムとメイクで垢抜けた今っぽ顔を作るメイクテクをご提案します。
アイシャドウパレットの色を全色使いアイメイクを完成させるのには、意外とテクニックが必要です。
せっかくパレットに入っている色をいっぺんに使いたくなるのは当たり前なのですが、そんな気持ちはぐっと我慢して、きれいな発色のポイントカラーか締め色どちらかだけを使うと、すんなりまとまります。
単色アイシャドウで必要な色だけを持っていてもいいのですが、多色パレットがあれば、TPOに合わせていろいろなパターンのメイクができます。似合う色の傾向にあわせた、ベストパレットを持つことをおすすめします。
キャンメイク パーフェクトスタイリストアイズ 14アンティークルビー
もともと2通りのメイクができるように設計されているのがこのアイシャドウです。今回おすすめするのは、3色使わず2色のみで仕上げた抜け感アイメイクです。
A・B・C・D・Eすべての色を使ったアイメイクです。
くすみ色が重なり合い、にごった印象になります。また、ポイントカラーも際立ちません。
A・B・Eのみを使ったアイメイク。
アイホールにAのベースカラーをぼかします。このベースカラーだけでも十分にニュアンスが宿るので、黒目の上から目尻にかけて+下まぶたの真ん中あたりのみ(斜線の部分と下まぶたの赤丸のあたり)に、Bのポイントカラーを入れます。
抜け感を意識する時は、Cは入れずにEの透明ラメを上まぶたの黒目の上と下まぶたの目頭にちょんちょんと指かブラシで乗せると、さりげないキラキラが目をいきいきと見せてくれて◎。
9色パレットでは、同じ系統の微妙なカラーバリエーションが楽しめるので、締め色を使わずに抜け感のあるさりげない立体感を宿らせることができます。
ただし、やわらかな色だけで仕上げると目元がぼやけて見えやすいので、アイラインを合わせて使うと◎。アイラインのさりげなさがきれいに仕上げるポイントになります。
やわらかなグラデーションが作れる9色アイシャドウはエチュードの2021New Year コレクション。シマーやラメなど質感違いの色が入っています。
また、アイラインは、画像のようなくすんだブラウンとグレーの間の色がナチュラルなデカ目効果が得られて◎。
エチュード プレイカラーアイズ ミルキーコレクション ブルーベリーミルク
KATE コンシャスライナーカラー グレイッシュブラウン
ここでは、アイシャドウは①をベースに、マットな②をアイホール全体と下まぶた全体にぼかしてくすみをとばし、二重幅の内側に③を塗ってほんわりと引き締めながら柔らかな印象に仕上げています。
ブラックのアイラインをしっかりと引いたアイメイクです。
目尻より5mmほどはみ出して引いたブラックのアイラインが目立ち過ぎて、アイシャドウのほんわりとした柔らかさが消えてしまっています。
くすみブラウンのアイラインを目尻1/4から目尻の延長線に2mm程度はみだして描いています。ちょうどいいさじ加減のデカ目効果が狙えるとともに、ブレて雑な印象になりにくくいのがおすすめポイントです。
今回は、最低限のメイクで抜け感のある垢抜けた印象を彩る方法をご提案しました。ポイントをおさえてメイクすることで、やり過ぎ感を防いで透明感のあるきれいな印象に仕上げることができますので、ぜひお試しくださいね!
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この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
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美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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