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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。今回作るのは、ちょっとごちそう風の一皿。鶏むね肉でアスパラガスを巻いたチキンロールを作ります。チキンロールはタコ糸で巻いて作るちょっと面倒なイメージがありますが、今回はたこ糸を使わずラップを使います。鶏むね肉があっさりしているので、ソースはクリームでちょっと濃厚に仕上げます。きのこの旨みと生クリームのコクで、手軽にレストランのような味わいになりますよ。
鶏むね肉はアスパラを巻きやすいように、包丁で開いて大きく広げます。さらに麺棒でたたいて広げるとしっかり包めます。
きれいに形を作るポイントは、ラップでキャンディーのように包むこと。
ラップの左右をぎゅっとしぼっていくと、タコ糸で縛るより簡単に形が整います。軽くレンジで加熱後、ラップを外して焼いて、ソースで軽く煮込めば出来上がりです。
鶏むね肉 1枚
アスパラガス 3本
マッシュルーム 3個
しめじ 1/4袋
玉ねぎ 1/4個
おろしにんにく 小さじ1/2
生クリーム 100ml
白ワイン 大さじ2
オリーブオイル 大さじ1/2
バター 10g
塩 適量
こしょう 適量
クレソン 適量
① アスパラガスは根元の堅い皮をピーラーでむく。玉ねぎは繊維に垂直に薄切りにする。しめじは石づきをとってほぐし、マッシュルームは厚めの薄切りにする。
② 鶏肉は観音開きにして厚い部分を開く。
③ ラップをかけて、麺棒でたたいて少し広げる。塩小さじ1/3、こしょうを振って下味をつける。
④ 鶏肉をラップの上に置き、アスパラを芯にして巻く。
⑤ ラップの端を絞って同じ太さになるように整える。破裂しないように、爪楊枝で数か所さして穴をあける。
⑥ 耐熱皿に⑤の鶏肉の巻き終わりを下にして乗せ、600wの電子レンジで2分加熱後、裏返して1分加熱する。
⑦ フライパンにオリーブオイルを入れて、ラップを外した鶏肉を焼く。(肉汁は捨てずにとっておく)全体をこんがり焼いたら一度取り出す。
⑧ 同じフライパンにバターを足し、玉ねぎを入れ、しんなりするまで炒める。マッシュルーム、しめじ、おろしにんにくを加えて軽く炒めたら白ワインを入れる。
⑨ アルコール分が飛んだら、鶏肉、とっておいた肉汁、生クリームを加え、弱めの火加減で加熱する。時々鶏肉を返しながら、ソースにとろみがつくまで火にかけ、塩、こしょうで味を調える。
⑩ 鶏肉を取り出して食べやすく切り分け、ソースと一緒に盛り付け、クレソンを添える。
あっさりとした鶏むね肉に、クリームソースがよく合います。見た目は凝っているように見えますが、簡単にレストランのような一皿が出来上がりました。
外食をしたくても、なかなか出かけられない、そんな気分を上げてくれる一皿。休日の夜は、ワインをあけて、ゆっくり食事を楽しんでくださいね。
この記事のライター
笠原知子
6900
IT企業で8年勤務した後、出産で退職。現在は、パソコンインストラクターとして仕事をしながら、Webと、企業様向けに、お酒と共に楽しむ料理を中心としたレシピを提供しています。
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