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春と言えば桜。日本の春の代名詞です。可愛いピンク色の小さなお花に毎年心奪われます。そんな美しい日本の「桜」を食卓に入れて、春を感じる献立のご紹介です。
だしを一から取るのが一番美味しいのはわかっているけれども、忙しい時は市販の白だしがとっても便利。すでに味が整っているので、希釈して使えば1本で味が決まります。仕事に家事にと忙しい女性の強~い味方です!
今回はその「白だし」を使って、出汁巻卵と桜のうどんを作ります。それでは早速レシピのご紹介です。
今回は桜の焼印を使用しています。焼印は製菓道具店や和菓子道具の取り扱いのあるお店で購入出来ます。なければ無しでもOKです!
卵 3個
白だし 小さじ2
水 50cc
砂糖 小さじ1
① ボールに卵を割り入れ、菜箸で溶きほぐす。その他の材料を全て入れ、しっかりと混ぜ合わせる。
② 卵焼き器を熱し焼いていく。出汁巻卵は普通の卵焼きよりも水分が多い為少々巻きづらいです。菜箸が難しいようであればフライ返しがあると便利です。卵液を少しづつ入れては巻き、巻くごとにサラダ油を薄く塗ると綺麗に巻けます。
火加減は弱めの中火が目安。焼き色はあまりつけたくない為、焦げそうになったら火から離して温度を下げて下さい。最後の方はかなり巻きづらくなってくるので、破れないように慎重に巻きます。
全ての卵液を入れて焼き終わったら、また板に移し冷ます(切るのは少し冷めてから)。
③ 桜の焼印をつけていきます。柄の部分を持ち、直火で先端のみを温める(軽く赤みを帯びるまで)。
※熱した先端は非常に熱いので、絶対に触らないよう注意して下さい。火傷にはくれぐれもご注意を。
④ 卵焼きの端を少し切り落とし、6等分に切る。熱した焼印を表面に押す。
※十分に焼印が熱されていれば軽く表面に当てるだけでジュッと一瞬で焼印が付きます。ジュッと音が鳴らず綺麗な焼印がつかなければ加熱が足りません。十分加熱してから焼印を押します。
⑤ 桜の焼印付き出汁巻卵の出来上がりです。少量砂糖も入れているのでほんのり甘く、お出汁の味がきいていて優しいお味に仕上がっています。
続きましてこちらは白だしで作る桜うどんのレシピ。
うどん 1玉
白だし 大さじ2
熱湯 250cc
桜の花塩漬け 適量
菜の花 適量
花麩 適量
・菜の花は下茹でし、水気を切って食べやすい大きさに切っておく。
・花麩は水で戻して、水気を軽く絞っておく。
① 桜の花塩漬けを水に浸して塩抜きする。
② うどんを茹でる。今回は冷蔵の玉うどんを使用。冷凍うどんや乾麺などお好みの物をお使い下さい。
③ 丼に白だしと熱湯を入れ混ぜる。
④ うどんを入れ、下茹でした菜の花、花麩、桜の塩漬けをトッピングし出来上がり。
トッピングはお好みの物でOKです。菜の花がなければ、ほうれん草などでも良いです。グリーンが入ると彩りも良くなります。
ほんのり桜香る桜うどんと可愛い焼印付きの出汁巻卵で、春の食卓を楽しんで下さいね♪
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この記事のライター
製菓衛生師
nyonta
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製菓衛生師。北海道在住。製菓学校卒業後、ホテルのパティスリーやカフェで勤務した後、現在は自宅で趣味としてお菓子作りを行う。製菓材料店や製菓道具店のレシピスタッフとしても活動中。旬の食材を使い、お菓子で季節を感じられるよう常に心掛けている。作ったお菓子はブログ・HPにてレシピ公開中。
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