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ふとした時に起こるイラっとした感情、あなたはどうしていますか?つい怒りを出してしまい後で悔やむことや、人間関係がこじれてしまった経験はありませんか?急にわき上がる怒りの感情をコントロールできれば、人間関係も良くなります。嫌なイライラとうまく付き合う方法、「アンガーマネジメント」をしてみませんか?
はじめまして。産業カウンセラーの赤羽根和恵です。
今回のテーマは、イライラをコントロールする方法です。職場や家庭など日常のちょっとした時に、突然イラっとして困っていませんか?
例えば、
職場に苦手なタイプの上司がいて、その言動についイラっとして思わず言い返してしまった。
夫が家事を手伝ってくれないから、大きな声で責めたら、何も言わずに出て行ってしまった。
こんな時、ついイライラしちゃいますよね。思わず言いすぎちゃったと反省して後で謝っても、相手にネガティブな感情を持たれてしまい、人間関係がうまくいかなくなることがあります。
でも、理不尽なことを言われたら、誰だって嫌な気分になります。それでイライラしたり怒るのは自然な感情で、悪いことではありません。
困るのは、怒らなくてもいい時に怒ってしまう、攻撃的になってしまったなど、感情がコントロールできない時です。それさえしなければ、人間関係が悪くならずに済みます。
嫌な思いをしていることを、やんわりと相手に伝えられたらいいと思いませんか?
自分の怒りのツボ、イラッとする状況を知っていますか?
何度も同じことを言われるとイライラしちゃうとか、お腹が空いている時に怒りっぽいとか、その状況をノートに書いてみましょう。どんな時にイライラするかわかってきますね。
次に、自分の心が穏やかな状態を0、人生最大の怒りをレベル10と数値にします。そして、イラッとする度にレベルを付けます。
ミスの多い後輩にイラっ。はぁレベル4。
ドアを開けっ放しの夫にイラっ。うーん、レベル2。
こうしてみると日常のイライラは思ったよりも小さく、毎回レベル10対応で、ドッカン!と怒らなくていいのかもしれませんね。
このようにイライラをコントロールして冷静に対処する方法を、アンガーマネジメントといいます。
他にも、イラッとしたら6秒ガマンするという鉄板のルールがあります。怒りの感情は一気に高まりますが、6秒を過ぎるとクールダウンに向かいます。この間、自分を抑えられると、怒りをぶちまけてしまう失敗が減ります。知っていると使えますよね。
そして、イライラを減らすには、他人の失敗を、「許せること」と、「許せないこと」だけではなくて、「まあ許せる」という部分を作りましょう。白黒をはっきりさせたくても、グレーだってあると考えましょう。
うーん。頑張ってもまた怒っちゃってヘコむ…という方は、できた時に自分をほめてあげましょうね。うまくいくと、さぁ次も!って思うし、だんだんできるようになってきます。
日常のイライラをうまくコントロールできれば、笑顔で暮らせそうですね。アンガーマネジメントをぜひ試してくださいね。
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この記事のライター
赤羽根和恵
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東京福祉大学特任講師。経営学と経済学を教えています。企業で働いている時に、働く事とカウンセリングングに関心を持ち、経営学修士(MBA)、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント、アロマテラピーアドバイザーなどの資格を取得しながら、学校と企業で教える仕事をしてきました。興味の幅を広げて自分軸でモノを考えると、仕事や暮らしに変化が起こります。現在、愛護団体から譲渡の猫エドとアルと暮らしています。
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