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コスメコンシェルジュ・美容ライターの斎藤明子です。マスクをとった時の顔の雰囲気を大きく左右するのは、何と言ってもチークです。今回は、なりたい印象と雰囲気に近づくためのチークの入れ方をご紹介します。
きちんと感を演出するのにぴったりなのが、「基本」と言われているチークの入れ方です。さりげない立体感が得られるとともに清潔感のあるきれいな印象になるので、オフィシャルなシーンで大活躍します。メイク初心者さんは、まずこの入れ方をマスターしましょう!
① 失敗しにくいのがなじみのいいピンクベージュのパウダータイプのチークです。ブラシは粉ふくみのいい大きめのものを用意しましょう。
② チークを入れる場所は図の通り、小鼻と耳の上の線Aと小鼻と耳の下の線Bの間です。
③ 頬骨の高い位置から斜め下に向かって楕円に色をぼかしていきます。
④ 黒目の中心の線Cより外側に入れるようにしましょう。また、外側は、生え際まで入れ過ぎないように注意しましょう。
まるでメイクをしていないかのように見せて、ほんの少しだけ、見た目の印象を底上げするのがすっぴん風のメイクです。お風呂上がりのような血色感をほんのりプラスしてあげると、疲れた印象を払拭できて、表情がいきいきとして若見えします。
おうちで過ごす日やワンマイルのおでかけにぜひやってみてください。
① セミマットな質感のクリームタイプのチークが、自然な血色感アップにぴったりです。色は、指の先を押したときに染まる色を目安にチョイスしましょう(透明感のあるツヤ系レッドが一般的)。
② ブラシは使いません。まずは、中指と薬指にチークを少量とります。人差し指では力が入り過ぎてしまうので、色をのせるときは中指に薬指を添えるようにします。
③ チークをとった指をポンポンとごく軽くたたくように、笑うといちばん高くなる位置から斜め下に向かって丸くつけていきます。
④ ムラになっていないかをチェックして、最後は調整しやすい人さし指で軽くたたき込むようになじませます。
頬の真ん中にまん丸に入れるチークは、可愛く見せたいときにぴったりです。大人女子は、若作りに見えてしまわないか心配かもしれませんが、肌なじみのいい色を選べば、浮かずに、若づくりどころかモードな雰囲気づくりにも一役かってくれるます。
おしゃれを頑張りたい日にぜひ試してみてください。
① 明るめのバーガンディや透明感のあるテラコッタなど、なじみのいいカラーのチークをブラシにとります。
② ブラシを細かく動かしながら黒目の下に丸く入れていきます。
③ あまり大きく入れ過ぎるとやりすぎ感が出てしまうので、小さな円を意識して入れていくようにしましょう。
華やかな印象に彩りたいときは、斜めに長めにチークを入れると効果的です。きらきらさせるパールピンクのハイライトやシェーディングとあわせてほのかなグラデーションを顔につくって立体感を演出すれば、アメリカの有名女優のようなセレブっぽい華やか顔に!
① あらかじめ、シェーディングを、図の通り斜めの線の部分に入れておきます。
② 透明感のあるパープルのパウダーを、頬骨の高い位置から斜めに色を入れます。
③ ローズピンク系のチークを②に重ねて長めの楕円に入れます。顎がとんがっている方は顎先にも入れます。
④ ハイライトを目の下の三角ゾーンと下唇の下に入れます。
⑤ 色のついていないブラシでそれぞれ境目をなじませます。
大人になるほど、チークひとつで顔の印象が変わってきます。その日の気分やTPOでいろいろ試してみてくださいね。
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この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
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美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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