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美容学校教員兼スタイリストの野澤琢眞です。季節が変わるタイミングで思い切って髪を切る人もいるのでは?短くても時間をかけずに簡単に出来るヘアアレンジがあればちょっとしたお出かけや雰囲気を変えたい際も使えます。今回はそんな方のために、ゴムとピンだけで5分以内に出来るヘアアレンジをご紹介します。
ボブの方がヘアアレンジを行う時に必要なのが、下準備です。ロングに比べるとヘアアレンジの難易度が上がりますが、下準備をしっかりする事でヘアアレンジを比較的簡単に作ることが出来ます。まずは下準備の方法をご紹介します。
髪が短い人がヘアアレンジを簡単にするためには、髪の毛にカールをつけておくのがポイント。そうすることで、グッとヘアアレンジしやすくなります。
細めのコテやヘアアイロンで、カールやウェーブを使って作っておきましょう。熱の温度はあまり高すぎると髪のダメージの原因になりますので、160度くらいの温度がおすすめです。
カールをつけた髪全体に、スタイリング剤を馴染ませておくのも大切です。スタイリング剤は髪に艶や動きを与えるだけではなく、髪と髪をくっつける接着剤の役目を果たしてくれますので、ヘアアレンジの難易度を下げることが出来ます。
柔らかめなクリームワックスは、特にその効果を高めることが出来ますのでおすすめです。
スタイリング剤をつけ終わったら、カールやスタイリング剤をなじませるために、根本から粗めの櫛やブラシでブラッシングを行なって下さい。ここで絡まりがある場合はほどくことが出来ます。
ヘアアレンジ中に絡まりが出ると途中でヘアアレンジをやめなければならなくなるので、初めのうちにしっかりととっておくようにしましょう。
① ボブの場合は、サイドから細かめに髪を方編み込みしていきます。生え際の曲線に合わせて編んで下さい。髪が短く途中で細かい髪が出てくる場合は、出てきた毛にピンを打って下さい。
② 反対サイドの髪も同様に生え際に沿って、編み込みをして下さい。両サイドの毛先が合わさったところでゴムで縛り、くるりんぱをしてしっかりと締め上げて下さい。
この時のゴムはなるべく細いものを使用して、きつめに結んでおいて下さい。ここのゴムがゆるいと後でヘアアレンジが崩れてくる可能性がありますのでお気をつけ下さい。
③ くるりんぱをした毛先をピンで固定して下さい。ヘア飾りやバレッタがある場合はこの上から留めて下さい。
④ 最後に編み込み部分とベースの髪を適度に引き出して立体感を出したら完成です。短いヘアスタイルの場合は引き出しすぎると崩れることがありますので、バランスに気をつけて引き出すのがポイントです。
完成です!
この記事のライター
野澤琢眞
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三重県内の美容室に11年勤務した後、現在は美容専門学校の教員をしながら直営サロンでスタイリスト業務も行う。美容学生に向けて発信したInstagramのヘアアレンジ動画が分かりやすいと人気となり1年で10万フォロワーを達成。2017年「次世代インフルエンサー美容師」全国1位を獲得する。学校外でも若手美容師の為のヘアアレンジセミナーを開講し活躍の場を広げている。
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