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夏本番になり気になるのが日焼け。日焼け止めや帽子、日傘などで紫外線対策をしていても日焼けしてしまうこともありますよね。赤くなっていなくても紫外線は侵入していることも。「日を長時間浴びた」「日焼けしたかも」と感じたら早急なケアが必須。今回はエステティシャンの筆者が教える美白ケア法をご紹介します。
屋外だけではなく室内にいても紫外線は侵入しており、私たちは日々紫外線を浴びています。
紫外線がお肌にもたらすダメージは日焼け、日焼けによるシミ、くすみ、シワがあります。
紫外線の波長によってお肌の表面にダメージを受けると、赤く焼けたりシミやくすみの原因に、お肌の深くにダメージを受けるとシワやたるみの原因にもなるので、紫外線対策は必須。
日焼け対策をおこなっていても長時間カバーは難しく、汗などで流れてしまうこともあり、こまめに紫外線対策をおこなう必要があります。
さらに、日焼け止めは塗っているからといって焼けないというわけではなく、紫外線によるダメージの侵入を遅らせるという意味です。
さまざまな日焼け止めがありますが、日常生活であればSPF15~20・PA++のもの、スポーツやレジャーなどではSPF30~50・PA+++と使い分けるようにし、こまめに塗り直すようにしましょう。
紫外線を受けた後の肌の表面、肌の内部の状態をそのまま放置しないことが鉄則。紫外線を浴びたお肌は8~24時間をピークに、72時間後からメラニンの生成が始まりシミを作る原因に。
紫外線を受けることで活性されるメラニンは、本来細胞を守るためにあり、不要になったメラニンは垢となって肌細胞はどんどん生まれ変わっています。
ですが、年齢と共に肌代謝が乱れたり遅れたりすると、紫外線によって活性されたメラニンが肌内部で停滞し、蓄積することでお肌のくすみやシミとなって現れ、さらにコラーゲン層が破壊されてしまうとシワやたるみとなって現れます。そのため、直後~数日間にかけて念入りなスキンケアをすることによってお肌のダメージを軽減して回復させることが必須です。
クレンジング、洗顔によって日焼け止めやメイク汚れ、汗や皮脂、外気汚れを丁寧に洗い流しましょう。
クレンジングは少し多めに手に取り、汚れを浮かすように洗い、洗顔は泡立てて泡を転がすように洗うことがポイント。
紫外線を浴びたり、日焼けした肌は見た目が赤くても、赤くなくても紫外線を浴びていることに変わりはありません。
洗顔後に冷たいお水で肌表面の熱を取り、氷水で冷やしたタオルを乗せて肌表面の熱を冷ますようにしましょう。
肌表面の水分が奪われて乾燥してカサカサになりやすいので、化粧水をコットンにとり、お顔全体に優しくなじませましょう。
さらに新しいコットンに化粧水を取り、優しくパッティングするように重ねていきます。一度につける量を少し増やし、数回に分けて浸透させることがポイント。
化粧水をなじませた後、ビタミンC誘導体が含まれている美容液もしくはシートマスクをお肌になじませて、お肌表面と角質層のメラニンを排泄する手助けをおこないます。
シートマスクであれば事前に冷蔵庫で冷やしておくと良いですね。
化粧水、美容成分をたっぷりお肌に浸透させたら、それらの水分を逃さないように乳液、クリームの油分でフタをしましょう。
日頃から紫外線対策や日焼け止めによって紫外線からお肌を守ることはもちろんのこと、ダメージをそのまま放置しないことも重要です。
お肌の中に不要なものを溜め込まない、コンディションの良いお肌をキープする為に参考にしてみてくださいね。
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この記事のライター
寒川あゆみ
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大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule’a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ちエステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そんな思いからサロンを開業。現在はサロン業の他、講師、美容家、美容ライターとして様々な美容法や美容情報を発信しながら多岐に渡り活動中。
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