更新日:2023年1月14日 / 公開日:2023年1月14日
こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。輪郭や目元がぼやけがちな40代。素顔から変えることは難しいですが、メイクの力を借りればすっきりと若々しい印象をキープできます。今回は、顔を引き締め若く見せるメイク術をご紹介します。
昔よりも顔がぼんやりしたように感じる原因の1つに、加齢に伴う皮膚の弾力の低下が考えられます。皮膚がゆるんで顔が間伸びして見えるため、ぼんやりとした印象になります。
この問題をメイクで解消するには、間伸びした皮膚を引き締めて見せたいところ。皮膚は下に外側に広がっていくので、上に&内側に寄せるように意識してメイクするとよいでしょう。
つまり、顔の中心に向かって求心的に見えるようなメイクをすると、顔が引き締まって見えるということ。では、それを踏まえてさらに3つのポイントに絞ってメイクしてみましょう。
シャープな印象づくりに活躍するのがシェーディング。顔の余白が気になる部分に陰影を与えることで、すっきりと見せることができます。
まずは、シェーディングをブラシにとり、手の甲に余分な粉を落とします。濃く入れるとこけて見える原因になるため、少量ずつ重ねていき自然な陰影を目指しましょう。
シェーディングを入れるときは、まず耳の前から頬骨の下に向けて払うようにブラシを動かします。その後、シェーディングを入れた部分からフェイスラインに向けて、余白を削るイメージで大胆に塗ってください。これでフェイスラインのもたつきが感じられにくくなるでしょう。
マスク装着時にすっきりと見せたい場合は、眉から鼻筋にかけてノーズシャドウを入れてみてください。ここにシェーディングを入れると、マスクで顔の下半身が隠れていても、求心的な印象がグンと高まります。
使用したシェーディングは、フーミー「ほりふかシャドウ」(税込1,980円)。顔の凹凸感をさりげなく主張してくれる絶妙な色みで、筆者が長く愛用している一品です。
シェーディングをしっかり入れても、陰影だけではメリハリは感じにくいもの。顔が暗く見える要因にもつながるため、ハイライトで明るさも与えてください。
ハイライトを入れる箇所は、できるだけ顔の内側に。外側や幅広にハイライトを入れると、顔が膨張したように見えやすいです。
ハイライトを使うときは、頬の高い位置に小さな逆三角形を描いてみてください。この部分に光が集まることで立体感が高まって見えます。面積を小さくすることで膨張効果は最小限に抑えられます。
ハイライトはディオール「ディオールスキン フォーエヴァー クチュール ルミナイザー」01 ヌード グロウ(税込6,710円)。繊細かつまばゆいパールが美しい輝きを放つため、入れる範囲が狭くてもしっかりと立体感を高めてくれます。
年齢を重ねると目元もぼんやりした印象になりがち。キリッとして見せるには、アイメイクは目頭側を重点的にしてみてください。
アイシャドウは目頭側が濃くなるように入れてください。中間色や締め色を目頭側に多く使うことで、陰影が内側にプラスされて求心的な印象が高まります。
アイシャドウは、セザンヌ「ベージュトーンアイシャドウ」03 アンティークベージュ(税込748円)を使用。深みのあるベージュ系のパレットで、ナチュラルでありながら陰影もしっかりつけることができます。
アイライナーは下まぶたの目頭側にごくわずかひいてみましょう。このアイラインは2~3mm程度で十分です。このように目頭側にインパクトをもたせることで、目元が引き締まったように見えます。
アイライナーはカロミー「ウォータープルーフ リキッドアイライナー」モカブラウン(税込1,540円)。濡れてもこすっても落ちにくく、細いラインも思いのままにひくことができます。
年齢による肌や顔の変化は避けられないもの。しかし、年齢に応じてメイクの方法を変えることで印象は変えられます。どれも簡単にできる方法ばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
この記事のライター
新着