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ヘアメイクの森田玲子です。 「シワをなんとかしたい」「たるみを引き上げたい」そんなお悩みは、40代頃から次第に増えてくるもの。メイク直後は気にならなくても、夕方になると朝より老けた気がする…そう感じることも少なくありませんよね。今回は、シワ・たるみの悩みをカバーするメイク方法をご紹介いたします。
目元は、くすみやクマによって暗く見えるうえに、表情が変わる度にシワが寄ります。
年齢が出やすいパーツだからこそ、あれこれ重ねてカバーしたくなってしまうもの。
けれど、重ねすぎは逆効果。薄膜でアラを隠すことで、朝のメイクが長持ちします。
① オレンジベージュの下地で色補正
まずは目元のトーンを下地で整えます。
オレンジベージュの下地は、肌のくすみや影をぼかし、健康的な印象に見せてくれる優れもの。
下地で色補正することで、ファンデーションやコンシーラーを少量におさえます。
② コンシーラーを目頭~黒目下にのせる
ファンデーションを塗ったら、目頭~黒目下にコンシーラーをのせます。
目の際や目尻などのシワが寄りやすい部分は、ブラシに残った少量で整える程度に。
のせすぎたら、指やスポンジでおさえ、薄膜に仕上げます。
③ トーンアップ効果のあるパウダーでセット
どんなに密着度の高いコンシーラーやファンデーションでも、時間が経つと小じわに溜まってしまうことが…。
目周りは小さなブラシにパウダーをとり、さらっとした状態に整えます。
トーンアップ効果のある多色パウダーを使うと、シワの影を目立ちにくくします。
A セザンヌ/UVウルトラフィットベースEX 00オレンジベージュ
みずみずしく伸び広がるUV下地。ほんのり色付くオレンジベージュが40代のくすみカバーにぴったり。
B アナ スイ コスメティックス/ローズ プレスト パウダー 300
なめらかなドールスキンが長時間続くフェイスパウダー。これを使った日は、夜まで朝と同じ顔でいられる。
C デイジードール/コンシーラー パレット R-01
赤とベージュの3色パレットが、あらゆる目元のくすみをカバー。なめらかなのに乾くとフィット感あり。
目元のたるみをカバーするには、アイラインとマスカラの存在は必須!
アイラインは長めに引き、もたつくまぶたに奥行きを出します。まぶたを持ち上げるイメージでまつ毛はカールをつけて。
しっかり塗ってもキツく見えないディープなブラウン系のカラーがおすすめです。
A ディーアップ/パーフェクトエクステンションマスカラ ピュアブラウン
黒より重くない、ブラウンよりも深いピュアブラウン。ツヤやかで繊細な美まつ毛に。
B ディーアップ/シルキーリキッドアイライナーWP ダークフィグ
わずかな赤みが仕込まれたダークブラウン。ブラウンのアイラインがしっくりこなかった人にこそ使って欲しい色。
ほうれい線やマリオネットラインは、たるむことでシワがより深く目立ってしまいます。
目元以上に深いシワが入るところなので、塗って隠すのではなく、影を暗く見せない工夫をしていきます。
① 小鼻横の赤みをカバーする
ほうれい線が一番深いのは小鼻横です。小鼻周りの赤みをカバーし、明るく見せることで、ほうれい線がぼやけて見えます。
崩れやすいところなので、フィット感のあるリキッドタイプのコンシーラーをブラシで少量のせるのがポイント。
② 口角が下がると、ほうれい線の下向きのラインを強調することに…。
口角がきゅっと上がって見えるようにコンシーラーやリップペンシルで整えます。
③ チークを高めの位置に入れる
チークを高い位置に入れることで、目線が上がり口元の影が強調されにくくなります。
頬の位置が高く見えるので、たるみも同時にカバーされます。
今回は、シワやたるみにまつわるメイク悩みをカバーするメイクテクニックをご紹介していきました。
ひとつひとつは難しいことではないのに、全て合わせることで若々しいベースメイクが完成しますよ。
この記事のライター
森田玲子
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美容ライター・ヘアメイク 各媒体にて美容記事の執筆をしながら、現場にでて技術者としても活動の幅を広げる。パーソナルカラー理論に基づく似合わせメイクや、自身のコスメ知識を活かしたライティングを得意とし、幅広い年齢層へのメイクアップを提案。
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