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ヘアメイクの森田玲子です。例年以上の猛暑が襲ってきた今年の夏は、外出した途端に汗が吹き出し、対策をどんなにしてもメイク直しが必須に…。今までメイク直しはあまりしてこなかったという人も、今年はそうもいかないという人も多いですよね。しかもまだまだ秋は遠そう…。ということで、今回は、ドロドロに崩れたベースメイク、消えかかった眉、にじんだ目元を朝の顔に元通りに見せるためのメイク方法をご紹介します。
まずは崩れたファンデーションや、余分な皮脂をティッシュオフ。
崩れがひどい場合は、一度ミスト化粧水を振りかけてからティッシュでやさしくおさえると、ドロッと浮いてしまったメイクがなじみやすいです。
リキッドファンデーションやクッションファンデーション、みずみずしいコンシーラーなどを、顔の中央にのせます。
メイク直しに使うものは、カバー力の高いものよりも、保湿力があり、伸びがいいものを選ぶと肌なじみがいいです。
額の中央と目の下の三角ゾーンがクリアな肌色に整うだけで、顔全体が見違えるほど復活します。
フェイスパウダーでセットします。日焼け止め効果のあるパウダーを使えば、塗り直しが難しい顔の紫外線対策にも◎
パウダーは、忘れがちなこめかみから額の生え際にも丁寧にのせ、テカリを抑えます。
このパーツをサラッとした状態に見せると、メイクしたて感が増します。
いきなり眉を描き足してしまいたくなりますが、その前に油分を取ります。
ブラシや指にフェイスパウダーを取り、眉尻を中心にサラッとするまでのせましょう。
ここがべたついていると、色がのりにくかったり、反対に色が濃く付きすぎてしまったりします。
リキッドタイプのアイブロウで、眉を描き足します。
パウダーやペンシルを使ってももちろん間違いではありませんが、描き足していくうちに、濃くなりすぎることも…。
透け感があり、ペン先の細いリキッドアイブロウであれば、微調整しやすいです。
そのうえ、にじみにも強くメイク持ちもアップ。眉尻がスッと締まっていると、メイクがとてもきれいに見えます。
目の下に滲みがある場合は、綿棒で取ります。
マスカラやアイラインがなかなか取れない場合は、リキッドファンデーションや乳液など、油分のあるものを綿棒に含ませてなぞるようにするときれいに落ちます。
無理に擦らないように気をつけてくださいね。
目の下をきれいに整えたら、ベージュ系のアイシャドウを目の下にON。
夕方のくすみを和らげてくれます。
目元がくぼんできたり、暗くなってきたと感じたら、繊細なラメやパールをほんのりと重ね塗りします。
アイシャドウ全てを塗り直すのは難しいですが、上からサッと輝きをプラスするだけで、まぶたに明るさとハリ感が復活!
今回は、パーツ別にメイク直しのポイントをご紹介していきました。
全てを落としたくなるくらいメイクが崩れてしまった日でも、お直しするべき場所がわかれば、軽いお直しでメイクしたてのような顔色へ元通りになりますよ。
この記事のライター
森田玲子
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美容ライター・ヘアメイク 各媒体にて美容記事の執筆をしながら、現場にでて技術者としても活動の幅を広げる。パーソナルカラー理論に基づく似合わせメイクや、自身のコスメ知識を活かしたライティングを得意とし、幅広い年齢層へのメイクアップを提案。
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