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これからの季節に多くなってくるのが、結婚式や入学式などの式典です。春はイベントが多くなり、いつもと違う装いで出かける機会が増えると思います。そんな時にどんなヘアスタイルで出かければ良いのかという相談をよく受けます。そこで今回は洋装にも和装にも使えて、なおかつ簡単に出来るまとめ髪スタイルをご紹介します。
普段とは違うイベントなどでは髪をまとめた方が良いと思います。理由は2つあります。
1つ目の理由は、髪はおろしているよりもまとめていた方が清潔感があり綺麗な印象を相手に与えることができますし、わざわざヘアスタイルを変えてきたという相手への礼儀などが伝わるので好印象を与えることが出来ます。
2つ目の理由はワンピースや着物の場合は頭より下にウェイトバランスが大きくなりますので、髪の毛はなるべくすっきりさせることで全身のバランスを保つことができます。
これらの理由で基本的には各種イベントの場合は髪をまとめて出かけることをおすすめします。
今回和装にも洋装にも使えるヘアアレンジをご紹介しますが、どちらでも使えるヘアアレンジにはメリットがあります。
これらのイベントには2次会があるケースがほとんどだと思います。1次会を和装で出かけ、2次会で洋装に変えることもあります。
そんな時に服装に合わせてヘアアレンジを変えるのはなかなか大変。和装にも洋装にも2wayで使えるヘアアレンジなら、服装だけ変えてヘアスタイルはそのままで出かけることが出来ます。
それでは2wayで使えるヘアアレンジの解説をしていきたいと思います。
今回ご紹介するのはダウンシニヨンアレンジです。ヘア飾りを変えるだけで和装でも洋装でも使える万能ヘアアレンジになりますので、ぜひお試し下さい。
①② 真ん中の髪を3回ほど編み込み、ゴムで結びます。この部分は最後に崩しを入れますので、ゴムはあまりきつく結ばないようにして下さい。
③ 両サイドの髪を片編み込みして真ん中に持っていきゴムで縛り「くるりんぱ」をします。この部分は頭の中心よりやや下の位置に持ってくるとバランスが良くなります。
④ 残ったバックサイドの髪も同じように片編み込みしてゴムで縛り、「くるりんぱ」をしてしっかりと固定します。
⑤ 残った全ての毛先を三つ編みをして毛先をゴムで縛ります。この時の三つ編みはゆるすぎると最後に崩れてきてしまうので、なるべくしっかりと編むようにして下さい。
⑥ 三つ編みにした毛先を最後に作った「くるりんぱ」の隙間に巻きつけて、毛先をバレッタやヘア飾りで固定します。最後に全体の髪を程よく崩したら完成です。
基本的にはゴムだけで作ることが出来ますが、不安でしたら最後の毛先だけピンで固定すると安定感が出ると思います。
今回ご紹介したヘアアレンジをマスターすればほとんどのシチュエーションでヘアスタイルに困ることがないと思います。ぜひ練習して自分のものにしてみて下さい。
この記事のライター
野澤琢眞
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三重県内の美容室に11年勤務した後、現在は美容専門学校の教員をしながら直営サロンでスタイリスト業務も行う。美容学生に向けて発信したInstagramのヘアアレンジ動画が分かりやすいと人気となり1年で10万フォロワーを達成。2017年「次世代インフルエンサー美容師」全国1位を獲得する。学校外でも若手美容師の為のヘアアレンジセミナーを開講し活躍の場を広げている。
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