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美容学校教員兼スタイリストの野澤琢眞です。これから秋冬にかけて結婚式が多く開催される時期。結婚式などのお呼ばれなどの時にはヘアアレンジが必須ですが、セルフでできてなるべく周りと差をつけたいところですよね。ヘアアレンジは訓練すれば必ずできるもの!今回は、結婚式に使える自分でできるヘアアレンジ方法をご紹介します。
ヘアアレンジは苦手な方がほとんどだと思いますが、中には比較的自分で器用に出来る方もいらっしゃいます。
ヘアアレンジをうまく出来る方の共通点は「日頃からヘアアレンジをする機会が多いこと」です。特に幼少期から自分の髪をいじったりする習慣の多い方は大人になってから、ヘアアレンジを器用に作ることが出来ます。要は「経験値の差」です。
技術と元々の器用さはあまり関係なく、経験値の差こそがヘアアレンジのうまさを分けるもの。ですので普段から自分の髪を操作する習慣を身につけることが大切です。
毎日少しずつ簡単なヘアアレンジでいいので続けていけば、必ず上達して自分でもヘアアレンジが出来るようになると思います。ぜひ諦めずにトライし続けて下さい。
ヘアアレンジを行う前にはしっかりとした下準備をすることで、より素敵で人と差のつくスタイルを完成させることが出来ます。実際プロの現場でもヘアアレンジをしている時間よりも、この下準備に時間を割いている場合の方が多いです。
ポイントは大きく分けて、以下の3つです。
①頭頂部に高さを出すためにドライヤーをする
②髪の中間から毛先をコテやアイロンで程よく巻く
③スタイリング剤を適度に付ける
ヘアアレンジやヘアスタイルは①の頭頂部に高さがある方が圧倒的にバランスがよく見えます。髪の量が多い方でも少ない方でも、根元からしっかりとドライヤーを使ってボリュームを出すことが大切です。ドライヤーは後方から前方に向かって風を送ることでボリュームが出ますのでお試し下さい。
そして中間から毛先にかけて程よくカールをつけることで、髪の操作性を高めたり立体感を出すことが出来ます。細かく巻く必要はありませんが、ヘアアレンジを行う前は必ず巻くようにして下さい。
そしてそれらの作業が終わった後に適量のスタイリング剤を付けるようにしてください。そうすることで髪と髪をある程度固定することができ、ヘアアレンジの最中に髪がパラパラと落ちてくるのを防ぐことが出来ます。
スタイリング剤はあまり固いものを使ってしまうと逆に髪の操作性が悪くなってしまうので、ソフトタイプのものをおすすめします。
今回ご紹介したヘアアレンジをうまく行うための方法でぜひコツコツと練習して、いつか自分でも素敵なヘアアレンジが出来るようにして下さい。
下準備ができたら、お呼ばれアレンジにとりかかります。
① セミロングの長さがあれば出来るヘアアレンジです。下準備をしっかりしておきます。
② サイドの髪を残して後ろの髪を毛先まで編み込みゴムで縛ります。
③ 毛先を巻き付けてピンで固定します。
④ 左サイドの髪を巻き付けてピンで固定します。
⑤ 反対サイドの髪も巻き付けてピンで固定して全体を程よく崩して完成です。
お呼ばれにもぴったりなまとめ髪アレンジの完成です。下準備をしっかりしておき、練習しておけばセルフでもアレンジができるようになります。
ぜひ、今回の記事を参考に、お呼ばれの時にもおしゃれにヘアアレンジを楽しんでみてください。
この記事のライター
野澤琢眞
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三重県内の美容室に11年勤務した後、現在は美容専門学校の教員をしながら直営サロンでスタイリスト業務も行う。美容学生に向けて発信したInstagramのヘアアレンジ動画が分かりやすいと人気となり1年で10万フォロワーを達成。2017年「次世代インフルエンサー美容師」全国1位を獲得する。学校外でも若手美容師の為のヘアアレンジセミナーを開講し活躍の場を広げている。
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