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コスメコンシェルジュ、美容ライターの斎藤明子です。涙袋の膨らみをキラキラとシャドウラインで目立たせる「涙袋メイク」が人気です。ただし、涙袋のキワを目立たせる疑似シャドウは角度によってはクマに見えてしまい、綺麗に見えないので注意が必要。今回は、涙袋メイクのNG例と失敗しにくい描き方をご紹介します。
涙袋メイクが人気なのは、可愛らしく目が大きく見える効果があるからです。
オルチャンメイクが日本で流行り始めた10年前頃から、少しずつ涙袋をふっくらさせるメイクが浸透し、定番化していったようです。
そして2020年を迎える今、10代・20代の女の子たちを中心に再び韓国メイクが人気のよう。その中で、涙袋盛りは当たり前のメイクプロセスになりつつあるようです。
しかし、いくら人気だからといってアラサー女子がそのまま若い子の涙袋メイクを取り入れるのはイタ見えしてしまう危険が…!でも、少し工夫すれば自然に取り入れることが可能なので安心してくださいね。
ではどう取り入れればいいのか、詳しく解説していきます。
あらためてのおさらいになりますが、涙袋とは目の下の膨らみのこと。その輪郭をシャドウで縁取り、膨らんでいる部分にシャイニーなアイカラーをのせることで、目を大きく見せるメイク法が「涙袋メイク」です。
涙袋メイクをすると、元々涙袋があまりない人でも涙袋があるように見せることが可能なんです。
可愛く見える・目が大きく見えるのが涙袋メイクのポイントでもありますが、一方で、やりすぎると「イタイ」「あざとい」と言われがちなメイク法でもあるので、ナチュラルメイク派の方は注意しましょう。
そして、アラサー女子は、キラキラの盛り過ぎとともに影を作るシャドウの入れ方に注意が必要です。
画像のように、輪郭のシャドウが濃すぎたり幅が広すぎたりすると、上からキラキラをのせても涙袋の可愛さが目に入ってきません。
また、笑った時はいいのですが、真顔になった時、黒い影ばかりが目立ってしまいます。メイクの皮脂崩れか黒クマのように見えてしまい、老け見えの原因にもなるので、絶対にやらない方がよいでしょう。
アラサー女子でも失敗しにくい涙袋メイクの基本は、盛り過ぎに注意することです。いっそ影は作らず、少しずつニュアンスをプラスすると失敗せずに目を大きく華やかに見せることができるのでおすすめです。
●アイシャドウ(プロセス①、②、⑥で使用)
B IDOL THE アイパレ 01本命ブラウン 1,800円(税抜)
●ライナー(プロセス③で使用)
セザンヌ 描くふたえアイライナー 600円(税抜)
●涙袋用アイカラー(プロセス④、⑤で使用)
NYX ジャンボアイカラー ストロベリーミルク 1,100円(税抜)
① アイシャドウのAのカラーで上まぶたと下まぶたをブラシで囲みます。
② アイシャドウのBを下まぶたと目頭にのせます。
③ 元々涙袋が大きい方は、ライナーで縁取りラインをそっと引いて際立たせるのもあり。ただし、濃く塗り過ぎるとただの影になってしまうので、筆を肌に押し付けすぎず、そっと膨らみラインをなぞるようにしましょう。
※元々涙袋が膨らんでいない方は、このプロセスはスルーしてください。次のプロセスで涙袋が自然とふっくらと膨らんで見えるので、影はなくても大丈夫です。
④ Bのカラーの少し下に、涙袋メイク用のアイカラーをのせます。
⑤ 目頭にパール系ハイライトをのせると、より華やかに見えます。
⑥ アイメイクの仕上げにCの締め色カラーとアイラインを上まぶたの際、下まぶたの目じり1/3にのせて完成!
涙袋メイクのNG例とアラサー女子でも失敗しにくいメイク法をご紹介しました。仕上がりは、ぜひ自然光で見て、涙袋メイクのシャドウがクマに見えていないかをチェックしてみてくださいね!
ふっくら涙袋で、女性らしい可愛らしさを目立たせつつ大きな目に見せられるメイク、ぜひ参考にしてくださいね。
※記事内の商品価格は筆者購入時の価格です。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
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美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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