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ほうれい線が目立ったり老けて見える原因となる「たるみ」。たるみというと顔だけの問題のように感じるかもしれませんが、顔と頭皮はつながっているので頭皮からもアプローチする必要があります。そこで、今回はたるみを改善して小顔に導く効果のある頭皮マッサージをご紹介したいと思います。
頭皮マッサージを行うメリットは、小顔効果だけではありません。頭皮をマッサージすると、頭皮にあるツボを刺激したり、血行を促進させる効果などが期待できます。そのため、抜け毛や白髪を予防・改善したり、胃腸やホルモンバランスなどを整えたりする効果があるといわれています。そのため、頭皮マッサージすることは健康にも美容にも嬉しい効果が期待できるのです。
頭皮マッサージをするためのツールは数多く販売されています。カッサ、電動のマッサージ器、フィンガータイプなど様々なものがあり、筆者もこれまで数多くの商品を試してきました。それぞれに「気持ちがいい」「手が疲れない」など利点がありますが、最も筆者が確かな効果を実感できたツールは、「手」でした。
マッサージする前には育毛剤などの頭皮用エッセンスを塗っておくのがおすすめです。そうすることで指の滑りをよくしたり、より効果的に頭皮ケアをすることができます。シャンプー前であれば、オイルを少量使ってマッサージするのもおすすめです。マッサージが終わった後は蒸しタオルを頭に巻いて数分置いてからシャンプーすると、日頃のケアで落とし切れない汚れをスッキリオフすることができます。
また、頭皮マッサージを行う上でいくつか注意点があります。まずは絶対に皮膚を擦ったり、爪を立てたり、強すぎる力を加えたりしないようにするということ。刺激を与えると頭皮を傷つけてしまったりして逆効果になってしまいます。また、長くやりすぎるのもよくありません。長くても5分程度で終わらせるようにしましょう。そして、必ず頭皮が清潔な状態でなおかつ、清潔な手で頭皮に触れることも大切です。
それでは、具体的に頭皮マッサージの方法をご紹介していきましょう。
指で直に頭皮に触れるようにして、指の腹を使い頭皮を揉みほぐしていきます。この時、イタ気持ちいいと感じる強さで行うことが大切です。ツボを刺激して、頭皮のコリを揉みほぐし、斜め上に引き上げるようなイメージで行いましょう。
時間は一箇所あたり、10秒程度行いましょう。耳の上あたりから始めて指1本分ずつ頭頂部に向って上がっていくようにマッサージしましょう。目を日頃から酷使しがちな人は、耳の上あたりにある側頭筋を特に念入りにマッサージするのがおすすめです。
耳の上あたりから頭頂部にかけて顔まわりをマッサージしたら、次に頭頂部に全ての指をのせ上へ引き上げるように念入りに揉みほぐしましょう。この時もイタ気持ちいいと感じる強さで10秒程度マッサージするのがポイントになります。
頭皮は部分的にではなく、全体的にマッサージするのが効果的です。頭頂部から後頭部にかけても同様に揉みほぐすようなイメージでマッサージしましょう。要領はこれまでご紹介した方法と同じです。
最後に側頭筋のあたりに手のひらをあて、斜め上に引き上げましょう。この時、顎あたりから引き上げるように行うのも小顔には効果的です。
マッサージはできれば、朝晩行うのがおすすめです。また、夜に行う場合には入浴中や入浴後など血行が良くなっている時に行い、ぜひ習慣にしましょう。
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この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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