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自身も40代真っ只中である時短美容家の並木まきが、40代が初春に買うと後からトホホな気分を招きやすいコスメをお話します。【後編】です。
年明け早々は乾燥が気になる時期なので、下地にも保湿感を求めたくなるもの。けれど、うるおい力がやたらに高い下地は、使える期間が意外と短い点にはご注意を!
2月頃までは極端に乾燥する日も多いので、しっかりめのうるおい感がある下地が大活躍なのは間違いないものの、3月頃からは徐々に暖かくなってくるために、うるおいが強すぎる下地だとかえってヨレや崩れを招きやすくなる場合も。「まだまだたくさん余っているし、もったいないから」を理由に使い続けてしまうと、残念な肌感を招きかねないというわけです。
コスメは使い切ってから処分する派の人ほど、今のタイミングで買うならば「適度な保湿力」の下地がベター。下地だけでうるおいを賄おうとせずに、日によって足りないと感じるうるおい分はミスト化粧水やミスト美容液で補うようにすれば節約視点でもベターです◎。
「春先以降も使える下地+乾燥対策コスメ」のセットは、その日の気分や気候で調整しやすく、40代にも使い勝手のいい組み合わせです。
◯◯クリームは買わないほうがいいってホント? 次ページ
40代になると、保湿コスメはたくさんあるほど安心感が増すのも確か。かく言う私も、冬になるとこってり系のクリームに強く惹かれがちです。
けれど今からクリームを買うならば、大容量タイプは避けたほうが無難!「お得」を視点にお買い物をしようとすると、つい大容量タイプを選びたくなるのですが、こってりとしたクリームの出番はせいぜい2月の終わり頃まで……という人も多いのでは。大容量が「お得」なのは、使い切ってこそのお話。持て余してしまうのであれば、むしろ後悔を招く原因にもなりかねません。
開封したコスメは3ヶ月から半年ほどで使い切るのが推奨されているために、来年まで持ち越しできないことを考えてみても、こってりクリームは「使う分だけ買う」ほうが後悔を招きません。
とは言え、1月から2月にかけての乾燥対策にこってりクリームは強い味方。使い切りを踏まえて後悔の少ないお買い物をするなら、 “自分がいつまで使うのか”をお買い物のときに思い浮かべながら商品サイズを選ぶのが正解です◎。
初春の「欲しい!」は意外と短命? 次ページ
初春に「欲しい!」と思うコスメって、思い返してみると意外と「短命」なものも多くありませんか?
実際のところ私自身がそのタイプで、初春を過ぎるとすぐに春夏の新作コスメがパーっと並ぶ影響もあってか、お正月を過ぎた頃にはあんなに欲しかったものなのに1ヶ月後にはもう冬っぽい感じがして飽きていたなんていうこともたびたびありました。
今は物価高が続いていて、日々の美容にも節約志向を取り入れている人が少なくありません。
でも「欲しい!」を我慢をしすぎるとストレスにもなりますから、物欲を適度に満たしつつ後悔の少ない出費をしていくことが、40代の美容満足度を上げるポイントにもなるのではないでしょうか。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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