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今年1月に建造物損壊の疑いで逮捕され、後に不起訴となった歌舞伎俳優の中村鶴松が1日、東京・浅草で初日を迎えた「平成中村座十月大歌舞伎」(25日千秋楽)で9か月ぶりに復帰した。
鶴松は騒動後、謹慎処分となり、活動を休止していたが、第1部「仮名手本忠臣蔵 九段目」の小浪役で復帰。開始7分、母・戸無瀬役の中村七之助から「娘、娘」と呼びかけられ、駕籠(かご)から登場。その後、顔を見せると「中村屋」の大向こうが響き、大きな拍手に包まれた。
この日、勘九郎は開幕前の一番太鼓の儀で取材に応じ、公演の見どころを伝える中で、鶴松について「たくさんのご迷惑、ご心配をかけてしまった」と謝罪した。
一般家庭出身の鶴松は2005年に18代目中村勘三郎さん(12年死去、享年57)の部屋子として歌舞伎界に入った。勘九郎と七之助の元で修業を積み、歌舞伎座で主役を演じるなど、部屋子しては異例の活躍を見せていた。2月の歌舞伎座「猿若祭二月大歌舞伎」で幹部昇進し、初代中村舞鶴(まいづる)を襲名することが発表されていたが、見送りとなった。
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スポーツ報知
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