【星野リゾート】美肌の湯でツヤ肌に♡「界 玉造」で日本酒の魅力に浸る旅～アクティビティ編～

「日本酒BAR」で日本酒の新たな魅力を発見

日本酒の発祥の地といわれる島根県内には多くの酒蔵があります。

良質なお米、日本酒に適した水、高い技術と豊富な経験を持つ杜氏、という良い酒造りに必要なものや人が島根には揃っていて、各酒蔵で個性豊かな酒造りが行われています。

「日本酒BAR」は日本神話で最も恐ろしい怪物といわれるヤマタノオロチが見守る和の空間で、「しまね地酒マイスター」を持つスタッフの選りすぐりの地酒を楽しんだり、各酒蔵の歴史やこだわりを学んだりできます。

日本酒の新たな魅力を発見でき、お気に入りの銘柄が見つかること間違いなし。なかにはこの日本酒BARを目的に訪れる人もいるのだとか。

メニューには、単品から3種の飲み比べや、もちろんおつまみもあります。ぜひ飲んで欲しいのが「八塩折のお酒」。

ヤマタノオロチを退治する際に作られたお酒を今の世に再現したお酒で、日本酒度がマイナス60度というレア物。独特な風味があるクセのあるお酒ですが、そのクセが病みつきになります。おつまみのハタハタを食べながら、美味しいお酒が進みます。

ご当地楽「石見神楽 大蛇」

五穀豊穣を神々に感謝する心から生まれた日本の伝統的な舞楽の一つ「神楽」。日本最古の伝統芸能ともいわれ、古来より島根県の石見地方に伝わる「石見神楽」は、海外でも大きく評価をされています。

「界 玉造」では、日本酒発祥の地にちなみ、ヤマタノオロチをお酒で酔わせて退治した演目「大蛇（オロチ）」を鑑賞できます。ガラリと舞台仕様に変わったロビーで行われます。

鮮やかな衣装をまとったスタッフによる大迫力の演舞は圧巻！こんなにも間近で神楽を鑑賞できる機会はなかなかありません。あまりにも近いので、たまにビクッとすることも。

魂が吹き込まれたかのようなリアルな動きのヤマタノオロチに惹き込まれます。大迫力を味わえる最前列がおすすめ。

「茶の湯体験」でおもてなしの心を学ぶ

日本庭園に臨む茶室で、抹茶と和菓子を楽しめる「茶の湯体験」。「界 玉造」のある松江は江戸時代に茶の湯文化が栄えた場所。

現在も京都、 金沢と並んで三大菓子処の一つとして知られていて、暮らしのなかに茶の湯文化が息づいています。

お点前を披露してくれるのは、三斎流の亭主。出雲の歴史などの話に耳を傾けながら、日本特有のおもてなしの心が息づいた伝統文化・茶道を気軽に体験できます。

和やかな雰囲気のなかで、先生の優しいレクチャーを受けながら進むので、作法を知らなくても緊張する必要はありません。ぴっと背筋が伸びるような、でもお茶と和菓子でホッとする、そんな時間を過ごせます。

茶碗には島根の観光地が描かれているので、「ここに行ってみたいな」、「この旅で行ったな」など思いながら見てみて。

お酒にちなんだお土産が並ぶSHOP

日本酒が有名な玉造なので、お土産もお酒関連のアイテムが多いのが特徴。

飲むお酒はもちろん、お酒をつかった化粧品や、入浴剤のようにお風呂に入れる専用のお酒など、バリエーションが幅広く、お酒を飲めない人でも楽しく選べます。

お部屋にも用意されている「界 玉造」のオリジナル商品、「酒粕あんさんぶれ」は、香ばしいサブレ生地の中に、酒粕を練りこんだクリームとあんこが入っています。フワッと酒粕のいい香りがしてお気に入り！お土産用にも購入しました。

神話と現実世界が行き来する「界 玉造」

「界 玉造」は、日本神話「オロチ」の世界に浸りながら、歴史ある美肌の湯に浸かったり、日本酒やお茶を嗜んだりでき、神話と現実世界を行き来しているかのような感覚になれる場所。滞在中にいつの間にか神話についての知見を深められます。

また、日本酒BARがあるので、お酒好きの仲間と訪れるのもおすすめ。お気に入りのお酒を見つけて、たくさん飲んでお喋りして、温泉で癒されて。

友達との賑やかな一夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。

「界 玉造」の温泉や客室などを紹介した「ホテル堪能編」も併せてチェックしてみてください。

島根県にある「界 出雲」を取材した記事も近日公開予定なので、お楽しみに！

「界 玉造」の帰りに立ち寄りたい観光スポット

「界 玉造」の周辺には、チェックアウト後に訪れたいおすすめスポットもたくさん。「粟津稲生（あわづいなり）神社」は、鳥居と本殿の間を電車が横切るという、とても珍しい神社です。

赤い鳥居がいくつも立ち並ぶ姿は圧巻。1時間に1本くらいの間隔で電車が通過するので、そのタイミングに出会えるとラッキーです。

縁結びにご利益があるといわれる「八重垣神社」は、「鏡の池」で占い用紙に硬貨を載せて池に浮かべる「縁占い」ができます。

お願い事が結婚であれば、早く沈めば早く結婚し、近くで沈めば身近な人と結婚するのだそう。やってみたら、10分以上経っても全く沈まなかったのに、後から来た人は1分くらいですぐに沈んでいてびっくり！

その他にも、素敵な器に出会えるお店や、安心安全な材料にこだわったパン屋、松江のシンボル国宝「松江城」なども。魅力あるスポットを巡って、島根を遊び尽くしましょう。

温泉旅館「界 玉造」基本データ

＜住所＞〒699-0201 島根県松江市玉湯町玉造1237

＜TEL＞050-3134-8092（9:30〜18:00）

＜駐車場＞あり

行き方・アクセス

＜車＞山陰自動車道「松江玉造IC」から約10分

※12月～3月中旬頃は、周辺道路は積雪や道路凍結の場合があります。スタッドレスタイヤもしくはチェーンの着用を強くおすすめします。

＜電車・タクシー＞JR山陰本線「松江駅」からタクシーで約20分／同「玉造温泉駅」からタクシーで約5分

※玉造温泉駅からタクシーを利用の場合、事前の予約がおすすめ（日本交通株式会社　TEL：0852-62-0121）。予約時に界 玉造にご宿泊の旨を伝えると一律920円での利用が可能です。

※この記事は2023年2月の取材内容に基づき執筆されています。時期により、イベントや食事などの内容が変更になっている可能性があります。詳細は「界 玉造」にお問い合わせください。