更新日:2018年1月30日 / 公開日:2017年10月21日
季節の変わり目は、布団の衣替えをされる方も多いのではないでしょうか。近頃は押入れがなく、クローゼットや物入れに布団を収納しなければいけないため頭を悩ませている方も少なくありません。そこですぐに実践できる、綺麗に収納する布団収納のポイントをお伝えしたいと思います。
季節の変わり目に布団の入れ替えを行う時は、スぺ―スの掃除をするのにいいタイミングです。この機会にまず押入れに入っているモノを一度全部出して、収納スペースの奥まで掃除機、雑巾等で丁寧に掃除しましょう。
夏の掛け布団やカバー、タオルケット等は直接肌に触れて汚れが付着しやすいため、収納する前にしっかりと洗濯、乾燥をするようにします。布団は湿気が含まれているとカビやダニの繁殖の原因となる為、天気の良い乾燥している日に、天日干しをします。
時間帯は午前10時から午後3時頃までに両面1時間ずつ干すのがベストです。夕方まで干すと再び湿気を吸ってしまうので注意してください。
このように天日干しをしていただくことで、収納前にダニを死滅させ清潔な状態で保管することが出来ます。
押入れや物入れなどの収納スペースは風通しが悪く湿気がこもりやすい為、風通しを良くしておく必要があります。スノコを押入れの床に敷くほか、横に立て置きすることによって、空気の層が出来て湿気がこもりにくくなります。
またスノコがない方でも、湿気は奥の方にたまりやすいのでなるべく除湿剤を奥に置き、定期的に点検交換するとよいでしょう。閉めっぱなしにするのではなく、たまに扉やふすまを開けて空気の流れ作り、換気するのも効果的です。布団を収納する際、中に紙を挟んでおくことで直接の湿気対策にもなるので合わせていただくと良いでしょう。
また、収納スペースにモノをたくさん詰め込みすぎると湿気がこもる原因となる為、モノの収納自体も8割くらいにしていただくこともポイントです。
布団は収納スペースの大半を使う為、上手に収納する必要があります。圧縮袋は簡単に板状になるのですが、強制的に圧縮して長期間保管した布団はボリュームもなくなり、布団自体を傷めてしまう可能性があります。圧縮しなくても空気を抜きながら折りたたみ、ファスナー等が付いている布団ケースに入れることでコンパクトに収納することができます。
布団ケースを使う事で押入れ以外のクローゼット等に立てかけておくこともできますし、サイズが揃うため見た目も綺麗に収納できることでしょう。
奥行のない物入れやクローゼットに収納する方法として、布団やタオルケット等を筒状にまるめた後、周りに不織布を巻き、長めのマジックテープでまとめておくとコンパクトにまとまります。この方法であれば、収納袋をわざわざ購入しなくても小さくなるので、横に寝かせたり、立たせたりして収納することが出来ます。
重い布団の上げ下げが大変だという方には、押入れや物入れの下の段に収納するようにします。市販のキャスター付きの台を使うとそのまま転がして移動させることもできるので、楽に出し入れが出来て身体への負担も少なくて良いでしょう。
またDIYが得意な方でしたらスノコ自体にキャスターを付けていただくと、布団を乗せたまま移動できる台になるので、湿気もたまりにくく、押入れの掃除も簡単にすることが出来て便利です。
季節の変わり目には、以上のポイントに注意しながら布団の衣替えをしていただくと清潔に綺麗に収納できることでしょう。
この記事のライター
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