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ミニマリズムから起こる弊害

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不要なものを手放して必要最低限のもので暮らす、ミニマリストが増えてきています。でも、自分の暮らしに合わないミニマリズムは行き過ぎると怖いことに…。今回はミニマリストが抱えるデメリットについてご紹介したいと思います。自分が暮らしやすいように、物を取捨選択していけるようにしましょう!

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どうもどうもミニマリストです。阪口 ゆうこです。

ミニマリストとは最小限主義の人のこと。
ものを必要以上に持たないという考えを持つ人のこと。

昨今ではミニマリストになりたい!なんて方が多いです。
みなさん不要なものを手ばなしてスッキリ暮らしたいんですね。

でも自分の暮らしに合わないミニマリズムは行き過ぎるとそれはそれは怖いことに…。

ポイポイ手ばなしたその先は…!ってデメリット書いてみますね!

『無気力』

捨てることにパワーを注ぎすぎると、捨てるものがなくなった時にそのパワーをどこに持っていっていいかわからなくなる。つまりは暮らしやすくするために捨てる、という目的だったのが、捨てるだけが目的になっちゃってるんだな。あー恐ろしや。

かといって捨てるためにものを手に入れるなんて発想もない。

その瞬間、人が生きるパワーでもある(私だけか?)あらゆる『欲』が減退していることに気づくの。やめるだとか捨てるだとか物事を先回りして考えちゃって、気力湧かないの。

目先の、とにかく減らすってことを重要視せず、視野を広く持ち、捨てた後の暮らしにフォーカスすれば捨てすぎて無気力に陥ることもないよ!

『虚無感』

そのまんまですよね。暮らしにくくなるまで減らしちゃって何やってんだって猛烈に虚しくなること。

暮らしやすさを感じてる時って物の量が適正量なんです。

ついでに言えば必要な物が必要な量確保できていて、必要な時にすぐ使える場所に配置してあるのがスムーズ、つまりは暮らしやすいってやつ。

でも、ものを手ばなしすぎて適正量を大幅に下回って『あれが足りない!』なんて暮らしやすさを欠いた時、バタバタ右往左往している自分をハッと客観視。

『あれ?何やってんだろ』って。

ガラーンとした空間で、やたらバタついてる自分に虚しさを覚える。

とにかく少なく!なんて数にこだわることを避ければ、虚無感を感じるようなシーンにぶち当たらないよ!笑

『完璧主義』

不要なものが減っていけば、そのぶん行動を阻むものが減るんだから、暮らしはどんどんスムーズになっていく。でもね、スムーズになるのはある一定のところまでの話。物の量は一線を超えてしまうと今度はどんどん暮らしやすさから離れていくの。

でもそれまで捨てることで暮らしが良くなっていったんだから、減らす=暮らしが良くなるみたいな危険な考え方が根付いちゃう。そして、不要なものは全部捨てる!なんて考え方に固執して遊びがなくなる。

そうなったら完璧主義の始まり始まり、ゆるい部分を許せなくなったら、自分の首を締めるだけ。
完璧じゃないとストレスが溜まる、完璧じゃないからイライラする。マイナスしかない。

それに許せる範囲が狭いんだから、価値観の違う自分以外の人との関わりもモロに難しくなる。要不要だけの2択じゃなくて、好き嫌いの感情も取捨選択の軸に取り入れれば完璧主義は免れるよ!



この記事のライター

ミニマリスト、整えアドバイザー

阪口ゆうこ

1981年生まれの小学生ふたりの母。生まれてこのかた片付けられない人生だったはずなのに、ここ数年で一周回ってミニマリストに転身、自身のカオス体験から片付けられるようになるまでを振り返りながら片付けや整えについてのブログを運営。コラム等の執筆、セミナー開催を通して人との繋がりを生きがいにしている整えアドバイザー。

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