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夫と妻がお互いの所得に応じて家計費を出し合う“家計用財布制”で家計を管理している森野家。では残りのお金はどうしているのでしょうか?今回は森野夫婦のおこづかい事情と、イレギュラーな出費への備えをご紹介します。
前回は森野家のお財布事情をご紹介しました。共働きである我が家は、夫と妻がお互いの所得に応じて家計費を補てんし合う“家計用財布制”を採用しています。
では、家計に入れたあと残ったお金の使い道はどうしているのでしょう…?
家賃や光熱費、食費などの必要最低限な家計を“家計用財布”で補い、残りはすべて夫婦それぞれが自己管理をしています。
夫は趣味のサッカーに…、私は化粧品に…と、お金の使い道は夫婦それぞれ違いますよね!今回の女子会は奮発しちゃおう…ちょっとお高い化粧品買ってみようかな…なんて時も、おこづかいが自己管理なら、いちいち夫へおうかがいを立てなくて済みます(逆も然りです)。
家で飲むビールや自分にご褒美のプリンもおこづかいでまかないますよ~!交際費や医療費、貯蓄なども全て自分でやりくりしなくてはならないため、支出が多い月は必然的に節約生活を強いられることに…。
一見自由度が高いおこづかいの自己管理ですが、家庭のお金であることに変わりはありません。「それ、なんぼやったん?」という会話は夫婦でこまめに行い、お金の流れをお互いに確認するようにしています。
遠方の親戚へ訪問、家具の新調、家の修理、イレギュラーな出費は意外とあるものです。そんな時、「どっちがいくら出す?」ともめるのを避けるため、家計と別に、「夫婦共用の貯金箱」を設けています。
毎月それぞれのおこづかいから決まった額を出し合い、2人でコツコツと積み立てています。
海外旅行を目標に貯めているのですが、なかなか実現しないでいます(笑)。イレギュラーな出費って意外とあるんですよね…。
ある晩、夫が突然しみじみとした様子で「俺、おこづかい制じゃなくて良かった~!」と言い出しました。夫にとっては“結婚しても自由に使えるお金がある”ことは日々の喜びであり、仕事へのモチベーションにも通じているようです。
適切なお金の使い方をしている、賭け事をしない、透明度の高い交友関係など…夫婦の信頼関係があるからこそ“家計用財布制”が成り立っています。一度でもこの信頼を損ねてしまうと、家計の管理方法を変えざるを得ないでしょう。
「これからもお互いを信じあえる関係でいようね」
と、日々の感謝を伝えあったその数日後…、奮発したであろう新作のサッカーユニフォームが届いたのでした…!
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この記事のライター
森野ここ
10842
大阪生まれ、大阪育ち、大阪在住の兼業主婦。フルタイムの仕事を続けながら、夫と二人三脚で毎日をのんびりと駆け抜けています。キバらず、ゆるりと、ポジティブに!そんな森野夫婦のアレコレを4コマ漫画でお届けします。
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