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春はたくさんの花が咲き、気持ちもウキウキ!一番のガーデニングシーズンです!今回は、お花のある生活を楽しみたいけれどお庭もないし、どうやって始めたらいいのかもわからない…というガーデニング初心者さんにもぴったりの簡単寄せ植えや鉢植えの飾り方をご紹介します。
お手軽に春の寄せ植えを作る際は、メインの花を決めて、そこに引き立て役の小さな花とカラーリーフを合わせていきます。
写真の黄色い花は「オステオスペルマム」。春の花苗としてはとてもポピュラーで、大きめの花がメインとしても決まりやすくオススメです。
次に引き立て役、小さな青い花は「ロベリア」です。
「リシマキア」は明るい黄緑色が寄せ植え全体を明るく見せてくれます。
お店によって価格は様々かと思いますが、目安としてはこれで500円程度におさめることができます。
続いての例は、メインの花は同じ「オステオスペルマム(ピンク)」ですが、合わせる小花を2苗使っています。
フワフワした水色の花「忘れな草」を2苗。
ここでとっておきの裏技!カラーリーフとしてレタス苗を使います。
春は、家庭菜園用のレタス苗が多く出回ります。しかも野菜苗はとてもお手頃価格!収穫もできますから、とてもお得ですよ。
こちらの寄せ植えも500円程度でできます。
レタス苗を使った寄せ植えの例をもう一つ。小花を入れず、2品種だけでシンプルにまとめます。
赤茶色に見える葉がレタス苗!赤い葉ならカラーリーフの代わりとしても十分。
オレンジクリームの花は「カレンデュラ コーヒークリーム」。キンセンカの仲間です。
写真のレタス苗、よく見ると左右に植えられていて2株使ったように見えますが、実は1つの苗を2つに分けているんです。
レタス苗はベビーリーフレタスやミックスレタスのようなタイプを選べば、簡単に株を分けられることが多いんです。2、3か所に分けて植え付けると、全体の印象がなじんで、寄せ植え上級者に見えます。
鉢の代わりにホームセンターや100円ショップなどで売られているバスケットを使うのもおすすめ。プラスチック製のバンドで編まれているものを選びます。
プラスチックなら、水や汚れに強いので花を植えても大丈夫!さらに水はけもよく通気性もあるので、日々の水遣りも心配ありません。
軽くて割れない点も、普通の植木鉢より扱いやすいです。やや深さのある、大きすぎないものを選ぶことをオススメします。
花を植える前に一手間プラス。それが「麻布」です。麻布を内側に敷いて、土がカゴの編み目から漏れないようにします。
麻布はホームセンターの農業資材売り場などで売られています。ザクザクと大きめにカットして、カゴに合わせてからサイズを調整、端はあえて見えるように出しておいても、おしゃれになりますよ。
作業しやすいように、麻布を洗濯バサミで何か所か留めたら、後は花を植えるだけ!水はけがいいので鉢底石も要りません。直接、土を入れて植えてみましょう。
プラカゴはカラフルな色が多く、花との色合わせが難しそう、と思う方もいるかもしれません。でもそこが面白い所。
写真のように、淡いペチュニアを使った大人カラーの寄せ植えにも、意外にマッチします。
あえて大きめに出した麻布が、カゴのブルーを程よく隠しつつ、優しい青に見せてくれます。カゴのカラーおかげで、パッと目を引く寄せ植えに。
とびきり元気にカラフルにまとめてもOK!とってもキュートな一鉢になります。カゴのブルーに負けない濃い花(写真はナデシコ)をポンと植えただけ。
麻布もあまり出さずに短めにカットして、カゴの色を見せます。
オレンジ系のカゴなら、野菜苗やマリーゴールドなども良く似合います。色合わせが難しかったら、真っ白の花にしてみるのも上手くいきますよ。
おしゃれな春のガーデニング、ぜひトライしてみて下さいね。
この記事のライター
鴨下ふみえ
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ガーデニングアーティスト、クラフト作家。手作りで楽しむガーデニングやインテリアのアイデアを提案。「NHKあさイチ」グリーンスタイル講師。NHK文化センター横浜ランドマーク校講師。「誰でも簡単に!でもセンス良く」がコンセプト。最近のテーマは、シンプルガーデニング。FC2公式ブロガー。
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