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冬の柑橘といえば、柚子!我が家にも毎年、実家からたくさんの柚子が届きます。鍋物や料理はもちろん、柚子を使ったお菓子作りもまた楽しみのひとつ。今回は材料を混ぜて焼くだけでできる簡単スイーツ。さくっほろっ食感のスノーボールを紹介します!口いっぱいに広がる柚子の香りにうっとり。手土産にも喜ばれますよ。
キッチンが柚子のいい香りでいっぱい!柚子を使ったお菓子作りは、その香りにも癒されます。
この柚子の香りの成分、ユズノンが多く含まれているのは、柚子の皮。なので今回、使うのは皮だけ!鍋物に使ったあとの柚子の皮を使っても構いません。
皮の粒々(油胞)を切るように細かく刻んで、香りを十分に引き出すのがコツ。柚子の幸せな香りを余すことなく味わいましょう。
スノーボールは、使う材料も道具も少ないので、思い立ったらすぐ作れるお菓子です。柚子の香りも一緒に焼き込んでみませんか?
・柚子の皮…1/2個分
・薄力粉…125g
・アーモンドプードル…75g
・粉糖…75g
・バター…100g
① バターは室温に戻し、十分にやわらかくしておきます。オーブンは180℃に余熱しておきます。
② 柚子は、皮の表面の黄色い部分だけを削ぎ取ります。白い部分が入ると苦味がでてしまうので、混ざらないように注意します。包丁で細かくみじん切りにします。
③ ②の半量をキッチンペーパーの上に広げます。固まったところを指で広げながら、全体が乾いて湿り気がなくなるまで乾かします。
④ ①のやわらかくしたバターをボウルに入れ、ヘラでよく混ぜます。
⑤ ②の残りの柚子皮、粉糖を入れ、ヘラでよく混ぜます。
⑥ 薄力粉、アーモンドプードルをあわせてふるい入れます。
⑦ 全体をヘラでさっくりと混ぜ、粉気がなくなればOK。
⑧ 手のひらで直径2cmほどのボール状に丸めます。
⑨ クッキングシートを敷いた天板の上に並べます。オーブンの温度を160℃に下げ、17分焼きます。
⑩ 粉糖に③の柚子皮を入れ、よく混ぜておきます。
⑪ 焼き上がったら網に並べて粗熱をとります。
⑫ あたたかいうちに⑩の粉糖をまぶせば、できあがり。味や食感を保つため、密閉容器に乾燥剤と一緒に入れてに保存します。
柚子の香りいっぱいのスノーボール は、紅茶やコーヒーはもちろん、日本茶にもよくあいます。
お子さまから年配の方まで、世代を選ばず喜んでもらえるお菓子かと思います。お友達やお世話になった方へのちょっとした手土産としても、ぜひ作ってみてくださいね。
この記事のライター
広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター
田中雪絵
6035
地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!
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