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晩酌とベランダ菜園!プランターから摘みたてラディッシュで一杯

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私がお酒のほかにハマっているもの…それは、ベランダ菜園。日々姿を変える、鮮やかな緑!色とりどりの花たち!毎朝、触れあうだけで、なんでこんなにも癒されるのでしょうか。こんな最大限の嬉しさと楽しさを与えてくれる、小さな庭、それだけでも感謝の気持ちでいっぱい…なのに、おつまみまで与えてくれるなんて!?

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目次

育てるから見られる景色、食べられる味

私のベランダガーデンは、花もあるけど、私はやっぱり食べることが大好き!なので、食べられる野菜が中心。ほぼ、いわゆる家庭菜園というやつです。でも、野菜って花もかわいくって…お店にも飾ったりしています。これは春菊の花。

採りたての野菜の味は、本当に格別!

トマトやキュウリ、ナス…枝豆なんかは、別のものじゃないかってくらいに美味しさが違います。

様々な事情で流通しにくい野菜を育てるのも、また一興。

トゲが…ということで今では生産量の減った四葉胡瓜は、やっぱり歯応えが最高だし、噂を聞いて食べてみたかったイタリアの茄子、ヴィオレッタ・フィレンツェも、種なら入手しやすいので、種をまいて育てて食べたら飛び上がるほど美味しいこと!

買えば高いし、お店での扱いは少ないし、量もいらないハーブ類も、ベランダ菜園向き。おすすめです!

居酒屋ベランダ?

そして何より!!飲みながら「あ、ツマミがない…」という、そんな時、収穫して洗うだけで、こんなに美味しいおつまみが現れる…こんな素敵なことがあっていいんでしょうか?

もちろん、いいんです!これがベランダ菜園の醍醐味!なんです!!

ハマるかハマらないか、何事も始めが肝心

さて、飲むとかツマミとかはさておき(笑)、ぜひ、皆さんにもベランダ菜園をおすすめしたい…ということで考えました。

植物の成長旺盛な今の季節は、まさに適期。夏野菜の代表、トマトやナスもいいけれど、誰でもどこでも簡単に育てられる野菜といえばコレ!ラディッシュです。

10cmほどの小さな鉢と、野菜用培養土と、ラディッシュの種。準備するのはそれくらい。

この小さな種から、律儀に芽が出て、それがみるみる葉を茂らせ、気づけばこんなに愛らしい赤い丸い実を実らせてくれるんだから、感動です!

ラディッシュは、和名を二十日大根と言いますが、その名の通り、大体20日くらいで育ちます。ココが割と大事で、人間、達成感がないとなかなか物事を続けられません!

さっさと収穫の喜びをカラダに焼きつけることが大事!最初っから収穫まで半年以上かかる玉ねぎとか選ぶと痛い目にあいます(笑)。ベランダでも、種をまいて1ヶ月足らずで収穫できるのですから、せっかちさんにもおすすめですよ。

愛しのラディッシュ

私のベランダ菜園で採れたラディッシュ。赤い実と緑の葉コントラストの、なんと愛らしいお姿。そして採りたての実のジューシーなことと言ったら!瑞々しいとは、こういうことを言うのでしょうね…。

無事に収穫できたら、まずはそのまま、ガブリ!といっちゃってください。最高です。そして、ピクルス、ぬか漬け、サラダに…。隅から隅まで余すところなく、存分に味わってみてくださいね。

ラディッシュとミニトマトのピクルス

材料

ラディッシュ 50g
ミニトマト 50g
米酢 大さじ4
水 大さじ2
きび砂糖 大さじ2
塩 少々
タイム 1/2枝(なければ好みのハーブで構いません)

作り方

① ラディッシュの実は薄切りにします。ミニトマトは縦に2つに切ります。

② 米酢、水、きび砂糖、塩を瓶に入れ、砂糖が溶けるまでよく混ぜます。

③ ②に①とタイムを入れ、1時間ほど漬ければできあがり。フレッシュな漬けたても美味ですが、半日ほど漬けると、皮の赤色がなかまで染みて鮮やかなピンク色に。どちらも捨て難いおいしさです。

葉っぱも根っこも捨てるなんて、もってのほか

大切に育てたラディッシュは、もちろん、葉っぱもちゃんと頂きます!

摘みたての葉をそのままサラダにしてもおいしいのですが、新鮮故にピンピンたったワイルドな産毛が気になることも。そんな時は、細かく切って塩もみに。根っこも甘くやわらかく、おいしいので、小さく切って頂きましょう!

ラディッシュのぬか漬けは、ピンク色

ほかにも使い道は、無限大。ラディッシュのぬか漬けもおいしいんですよー。きれいなピンク色に染まります。

ベランダ菜園があると、晩酌の時間もより豊かに。ピクルスと白ワインも最高ですが、収穫できたら、まずはそのままガブリ!もぜひ!

ラディッシュ感、変わりますよ。

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この記事のライター

広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター

田中雪絵

地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!

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