更新日:2022年5月12日 / 公開日:2022年5月12日
夏みかんの旬は、まさに今!爽やかな酸味、甘味、ほのかな苦味。夏が近づく今の季節にぴったりの美味しさですよね。今回は、夏みかんを使ったデザートを2種類紹介します。アイスクリームと相性抜群なキャラメリゼに、もう一品はお酒をほんの少し使った大人のデザート。どちらも5分とかからず出来上がります!
カリッとした飴衣に、瑞々しく果汁たっぷりのフレッシュな甘夏、そしてバニラアイスの甘〜い香り!砂糖を焦がしたカラメルのほろ苦さが、甘夏に実によく合って…。もう間違いのない、相性抜群な組み合わせのデザートです。
一番のポイントは、カラメルを甘夏の表面だけにまとわせること。
フライパンの熱に触れてほんの少しだけ火の入った甘夏と、フレッシュな瑞々しい甘夏…それぞれの味わいが、口の中で複雑に混ざり合う口福。ぜひ作って、味わってみてください。
・夏みかん(今回は甘夏)…4房
・グラニュー糖…大さじ1
・バニラアイス…1個
・ミント…適宜
① 夏みかんは皮をむき、薄皮をむいて房を取り出しておきます。
② フライパンにグラニュー糖を入れ、中火にかけます。
③ しばらくすると砂糖の一部が溶けて透明になってきます。箸などでは混ぜず、フライパンを揺すりながら全体の砂糖が溶けるようにします。
④ 砂糖が次第にカラメル色になり、泡が落ち着いて来たら火を止めます。ここからはスピード勝負!
⑤ ①の夏みかんを1房ずつ、箸で持ち、④のカラメルを1面にだけさっとからめてバットにとります。
⑥ 器にバニラアイスと⑤を盛り、できあがり。
甘夏の味わいに奥行きを与えてくれる、独特のほろ苦さ。イタリアのリキュール、カンパリの甘味に続いて現れる苦味は、甘夏の苦味と相まってより味わいが深まります。
今回は甘夏に、カンパリ、そして蜂蜜をひと滴らし。むいた甘夏に、ただカンパリをかけただけなのに、その味わいはもう立派なデザート!なんです。黒胡椒の爽やかな香りをプラスしてどうぞ。
・夏みかん(今回は甘夏)…1個
・カンパリ… 小さじ2
・蜂蜜…小さじ2
・黒胡椒…少々
① 夏みかんは皮をむき、薄皮をむいて房を取り出しておきます。
② 器に盛り、カンパリ、蜂蜜をまわしかけ、黒胡椒をひいて出来上がり。
私の暮らす広島、瀬戸内は柑橘の楽園。晩秋から初夏にかけて、毎年、様々な柑橘に楽しませてもらっています。
今回、レシピで使った甘夏は、夏みかんの一種。ただ剥いて食べるだけでも美味しいものですが、時には目先を変えて楽しんでみませんか?
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