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夏野菜の代表格でもあるゴーヤ。爽やかな苦味は、まさに夏を感じさせる美味しさですよね。でも、ゴーヤって傷みやすいのが玉にきず…。そんな時にオススメなのが、塩もみ。日持ちはもちろん、味わいもグーンとアップ!あとあと様々な料理に展開もできるし、いいこと尽くし。簡単!5分でできるアレンジレシピも紹介します!
「ゴーヤを買ったら、まず塩もみ!」、これは我が家の常識。
ゴーヤは大好きですが、気がつくと悲しい姿に…傷みやすいのが困り者ですよね。なので近頃は買ってきたら、1本すべてを塩もみするようにしています。塩は軽く、総重量の1%ほど。そうすると、保存性もぐんとアップ!3〜4日は美味しくいただけます。
ほんのり塩味も入って、そのままお漬物のように食べても最高。ビールや焼酎、お酒のアテにもぴったりなんです。
さらに塩もみにしておくと、その後の展開も自由自在。料理の材料のひとつとして、あればきっと頼りになりますよ!
・ゴーヤ 1本(正味200g)
・塩 小さじ1/3(2g)
① ゴーヤは縦半分に切り、種とわたをとり、5mm厚さに切ります。
② ゴーヤの重量の1%の塩を全体にまぶし、軽くもみます。
③ しばらくするとゴーヤから水分がでて全体がしっとりします。水分はしぼらずそのままにし、保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。
④ ゴーヤの水分をギュッとしぼって、できあがり。
ゴーヤの塩もみをちょっとアレンジ。ちぎった梅干しと和えれば出来上がり。ゴーヤに塩気があるので、梅はほんの少し、風味付け程度とします。ゴーヤの爽やかな苦味と、梅のフルーティな酸味がなかなかの好相性。緑に赤が映えて色合いも美しいので、お弁当にもどうぞ。
上記の「ゴーヤの塩もみ」と、ちぎった梅干しを和えます。
ゴーヤの塩もみがメインおかずにランクアップ。甘辛醤油味の豚そぼろは、ゴーヤとの相性も抜群。ゴーヤに豚そぼろがよくからんで、ご飯にもぴったりな一品です。豚ひき肉は火の通りも早いので、5分もあればあっという間にできあがりますよ。
また、豚そぼろも作り置きができるので、あらかじめ作っておけば、冷蔵庫から出すだけでOK!冷たくても美味しいので、あまり火を使いたくない暑い日にも助かります!
・ゴーヤの塩もみ(上記参照) 50g
【豚そぼろ】
・豚ひき肉 25g
・ニンニク(みじん切りorおろした物) 1/2かけ
・生姜(みじん切りorおろした物) 1/2かけ
・赤唐辛子 1/2本
・サラダ油 少々
・砂糖 小さじ1/2
・醤油 小さじ1
① 熱したフライパンにサラダ油を入れます。豚ひき肉、ニンニク、生姜、種を除いた赤唐辛子を入れ、よく炒めます。
② 豚ひき肉の色が変わったら、砂糖、醤油の順に入れ、全体をパラっと香り良く炒めます。
④ 器にゴーヤの塩もみを盛り、豚そぼろをかければ出来上がり。
ゴーヤは塩もみしておけば、日持ちもするし、その他の料理にも展開しやすくて、大助かり!塩もみを使えば、切る手間がないのはもちろん、軽く下味が入って、水分も程良く抜けているので、調理時間もあっという間なんです。ゴーヤチャンプルーだって、素早く出来るから、ゴーヤがシャキッとして色鮮やか。嬉しいおまけがいっぱいです!
「ゴーヤを買ったら、まず塩もみ!」、ぜひ試してみてくださいね。
この記事のライター
広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター
田中雪絵
6035
地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!
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