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おせち料理の名脇役のひとつ、かまぼこ。おせちやお雑煮に準備したものが、余ってたりしませんか?そんなかまぼこを使った、冬にぴったりな鍋レシピを紹介します。お味は、博多のもつ鍋風。かまぼこのプリッコリッとした食感が、あれあれ、何だかモツっぽい!?転生進化したかまぼこ、ぜひお試しあれ!
ニンニクたっぷり、ごま油が香る醤油ベースのスープは、博多のもつ鍋のイメージ。くったり煮えたキャベツとゴボウ、そして、鮮烈なニラの香りと唐辛子の辛味…。パンチの効いたスープに、プリッとした食感のカマボコが実にあうこと、この上なし!
かまぼこは、手でちぎると、プリッコリッ感が倍増!しかも断面が広がった分、味がからみやすいから、煮込む必要もありません。かまぼこだから、低カロリーで、ヘルシー。かまぼこが主役のお気に入りの鍋レシピです。
かまぼこ 1本(110g)
豆腐 1/2丁
キャベツ 1/8玉
ごぼう 1/3本
ニラ 1/2束
にんにく 2片
水 400ml
昆布(5cm角) 1枚
赤唐辛子 1本
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
塩 小さじ1/2
ごま油 小さじ2
① 鍋に昆布と水を入れておきます。
② にんにくは皮をむいて薄切りにします。ごぼうは縦半分に切って薄切りにし、水にさらしておきます。キャベツ、ニラは食べやすい大きさに切っておきます。豆腐は6等分にしておきます。
③ かまぼこは板からはずし、手で小さめの一口大にちぎります。
④ ①の鍋に醤油、みりん、塩、ごま油小さじ1を入れて混ぜます。ごぼう、キャベツ、にんにく、赤唐辛子はちぎって種ごと入れ、火にかけます。
⑤ ごぼうとキャベツが柔らかくなったら、豆腐、かまぼこを入れ、さらに煮ます。豆腐があたたまったら、ニラを入れ、最後に残りのごま油小さじ1をまわしかけて、できあがり。
手でちぎったカマボコの断面は、こんな感じ。味がよくからんで、食感はプリッコリッ!新鮮な味わいなのです。
〆は、今回はお餅で!お餅は、スープで煮るのではなく、香ばしく焼いたお餅を入れるのがおすすめ。焼き餅のカリッとした香ばしさと、滑らかなお餅が、旨みたっぷりのスープに本当によくあうんです!ぜひ!
プリッコリッ、プリッコリッ…。何度も何度も書いてしまいましたが、今回のレシピの一番のポイントは、この手でちぎったカマボコの食感!いつもは包丁で切るから、舌に滑らかに触れるカマボコが、ちぎるだけで、こんなに印象が変わるの!?と、きっと驚くハズです。
この記事のライター
広島の器と道具の店「LOUTO」店主/フリーランスエディター
田中雪絵
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地元福岡にて編集部に勤務後、フリーランスのエディターとして活動。2008年に器と道具の店「LOUTO」を主人の実家のある広島に開店。自身が実際に使い、惚れ込んだ器や道具を、使い手の実感を込めて紹介する。また月に一度、企画展や作家の個展も開催。何よりの楽しみは、毎日の料理と晩酌!
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