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秋の楽しみと言えば、秋の味覚を使った美味しいお菓子。中でも栗を使ったお菓子は季節を楽しむのにぴったりの素材ですよね。今回は栗を使った簡単和菓子「栗まんじゅう」のレシピをご紹介します。
栗まんじゅうと言えば白こし餡で作られたものが一般的です。しかし、この白こし餡、スーパーではなかなかお見かけしないのです。でも普通の小豆から作られた粒餡やこし餡はいつでも手に入るので今回は小豆こし餡で作っていきます。
栗も加工された甘露煮を使ったり、渋皮煮の方がお好みであればそちらでも構いません。
ちなみに手作り栗の甘露煮を作ると割れたり粉々になってしまうのが出てくることもありますよね。その粉々に割れた栗を餡で包むのでは無く、餡に混ぜこんでしまう方法もアリです!
栗入り餡を皮で包んで焼けば、もう立派な栗まんじゅうです。お気軽に作っていきましょう!
◎皮
・卵 30g
・砂糖 15g
・無塩バター 10g
・コンデンスミルク 20g
・重曹 小さじ1/2
・水 小さじ1
・薄力粉 80g
◎餡
・こしあん 160g
・栗の甘露煮 4~8個(大きめであれば半分にカットしたもので◎)
◎仕上げ
・卵黄 1個
・みりん 小さじ1/2
・薄力粉はふるっておく。無塩バターは常温に戻しておく。
① 皮を作っていく。ボールに卵と砂糖を入れ、軽く湯煎にかけながらホイッパーで混ぜる(砂糖を溶かすイメージで。泡立てなくてOK)。
② 常温に戻した無塩バター、コンデンスミルクを加え、重曹を水で溶かした物も加えてよく混ぜる。
③ ふるった薄力粉を加えてゴムベラで混ぜる。
④ ラップで生地を包み、冷蔵庫で2時間以上(出来れば一晩)休ませる。
※ポイント
生地を冷蔵庫で休ませることで生地が締まり、餡を包みやすくなります。休ませないと柔らかすぎて包めないので必ず生地がよく冷えるまで休ませて下さいね。
⑤ 生地を休ませている間に餡の準備をする。こしあんを20gずつに分割し、栗の甘露煮を包んで丸める。全部で8個分用意する。
⑥ 皮生地がしっかりと冷えていたら、打ち粉をふりながら8等分に分割する。
⑦ 生地を手または麺棒で伸ばし、餡を包む。
※包み方のコツは皮を伸ばす際、中心は厚めに、外側は薄めに伸ばすこと。
餡に対して生地を大きく伸ばし過ぎてしまうと下側がダブつくので、伸ばし過ぎないよう注意します。
多少べたつきやすい生地なので打ち粉をかけながらコロコロと包んでいきます。
包み終わった饅頭は丸く成型してもいいですし、小判型に成型しても可愛く仕上がります。お好みでどうぞ。
⑧ 仕上げ用の卵黄にみりんを加え混ぜる。刷毛で饅頭の上に2度塗りし、180℃に予熱したオーブンで約20分焼く。
粗熱が取れたら出来上がり!焼き時間は各家庭のオーブンで若干変わってくるので、各自調整してみて下さいね。
ほっこり美味しい秋の和菓子「栗まんじゅう」。温かいお茶とともに秋の味覚を堪能しましょう!
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この記事のライター
製菓衛生師
nyonta
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製菓衛生師。北海道在住。製菓学校卒業後、ホテルのパティスリーやカフェで勤務した後、現在は自宅で趣味としてお菓子作りを行う。製菓材料店や製菓道具店のレシピスタッフとしても活動中。旬の食材を使い、お菓子で季節を感じられるよう常に心掛けている。作ったお菓子はブログ・HPにてレシピ公開中。
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