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今回ご紹介するのは、いちごを桜の花びらのようにカットしてデコレーションしたいちごのタルトのレシピです。フランスの超人気パティシエ、セドリックグロレのタルトのレシピを簡単に作れるようにアレンジしました。春らしい雰囲気が出るので、ショートケーキやカップケーキのデコレーションなど、お好きなお菓子のデコレーションに使ってみて下さい!
【タルト生地】
無塩バター 60g
粉砂糖 50g
卵 1/2個(25g)
薄力粉 125g
塩 1g
【アーモンドクリーム】
無塩バター 50g
粉砂糖 50g
コーンスターチ 8g
アーモンドパウダー 50g
卵 1個
【オリーブオイルとレモンのカスタードクリーム】
牛乳 200ml
卵黄 2個
グラニュー糖 50g
コーンスターチ 20g
レモンの皮のすりおろし 1/2個
オリーブオイル 20ml
【デコレーション】
いちご 20粒
【タルト生地】
① ボールに室温に戻したバターを入れて練って柔らかく戻し、粉砂糖を加えてよくすり混ぜます。
② 溶いた卵を加え、よく混ぜ合わせます。
③ ふるった薄力粉と塩を加えて混ぜ合わせます。
④ 平たく形を整えてラップで包み、冷蔵庫で1時間〜1晩休ませます。
【アーモンドクリーム】
① バターをボウルに入れてゴムベラで柔らかく練ります。
② 粉砂糖とコーンスターチをふるい入れ、引き続き柔らかく練ります。
③ アーモンドパウダーを加えてまとまるまで混ぜ合わせます。
④ 溶いた卵を少しづつ加えてその都度しっかり混ぜ合わせます。
【オリーブオイルとレモンのカスタードクリーム】
① 小鍋に牛乳を入れて温めます。
② ボールに卵黄とグラニュー糖、レモンの皮のすりおろしを入れて軽く混ぜ、コーンスターチを入れてさらに混ぜます。
③ 温めた牛乳をボールに半量加えて溶きのばしてから鍋に戻し、再び中火にかけてホイッパーで底が焦げないように混ぜ続けます。ツヤが出てなめらかなクリーム状になるまでしっかり混ぜます。
④ 火から下ろし、オリーブオイルを加えて混ぜ合わせます。
⑤ バットに移し、ラップを密着させて冷蔵庫で冷やします。
【タルト生地を焼く】
① オーブンを170度に温めます。天板にシルパン(またはオーブンシート)を敷いておきます。
② 大きめのオーブンペーパー2枚を用意し、そのあいだに生地を置いてめん棒で叩きながらのばしていきます。型よりひとまわり大きいサイズにのばしながら、2mmくらいの厚さになるように調整します。
③ タルトの底用:使用するタルト型より少し小さい円形に生地をくり抜きます。タルトのサイド用:底用の生地の余った部分で2cm(タルトの高さ)の帯を作ります。合計で長さが50cmになるようにします。
④ シルパン(またはオーブンシート)を敷いた天板にタルトリングをのせ、サイド用の生地をタルトリングに軽く押しつけながら密着させます。重なった生地の余分な部分を切り取り、隙間があかないように指で押して生地をつなげます。
⑤ 底の部分の円形の生地を敷き込みます。指で軽く押し出してサイドの生地と底の生地を密着させ一体化させます。タルトリングからはみ出した生地を切り取ります。冷蔵庫で10分ほど冷やします。
⑥ アーモンドクリームを型に入れて平らにならします。アーモンドクリームは型の高さの半分まで入れて下さい。
⑦ 予熱した170度のオーブンで30~35分ほど焼きます。
【デコレーション】
① いちごは洗ってヘタをとります。縦半分にして先端をV字にカットします。
② カスタードクリームはホイッパーで柔らかく戻しなめらかにします。
③ お皿の上にタルトを置き、カスタードクリームを全体に塗り広げます。
④ いちごを外側から並べていきます。いちごの背が膨らみすぎて置きにくい場合はカットして下さい。中央に小さめのいちごを一粒置き、できあがりです。
タルトはタルト生地、アーモンドクリーム、カスタードクリームと手順が多いので、例えばタルト生地とアーモンドクリームを前もって作っておくなど、ひとつひとつの作業を何日かに分けて作ると楽になります。桜の花びらのデコレーションだけでも春らしさが出ます。
ショートケーキやカップケーキのデコレーションなど、お好きなお菓子のデコレーションに使ってみて下さいね!
この記事のライター
Chicca Food
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パティシエ、イタリアソムリエ協会認定ソムリエです。イタリア ローマ・フィレンツェ 、フランス ボルドーを経て現在パリ在住。フランスやイタリアのお菓子を中心に、チョコレートやフルーツを使ったお菓子や焼き菓子、お惣菜のレシピを紹介します。
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