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フランスの家庭料理【鶏肉の赤ワイン煮込み】は家にあるアレを入れて旨味アップ!

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料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。フランスの家庭料理『鶏肉の赤ワイン煮込み』(コック・オ・ヴァン)は、ビストロでもよく見かける、フランスの代表的な家庭料理です。今回は、お家でも簡単に作れるコック・オ・ヴァンのレシピをご紹介します。

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目次

フランスの家庭料理「鶏肉の赤ワイン煮込み」レシピ

フランスの伝統的な家庭料理『鶏肉の赤ワイン煮込み』(コック・オ・ヴァン)は昔、卵用鶏の、卵を産まなくなった後の鶏の肉が硬く、どうにか美味しく食べられないかと工夫されてできたお料理です。

赤ワインで長時間煮込み、鶏肉を柔らかくしたお料理なのですが、このお料理には骨付きの鶏肉が主に使われています。ですが、現在の家庭では、固い骨付きの鶏肉を使う機会はないですよね。

骨付きのお肉を長時間煮込むと、骨からも旨味が流れ出し、ワインだけで煮込んでも美味しくなるのですが、今回は手に入りやすい鶏もも肉を使い、旨味の代用としてトマト缶でコクを出します。

骨なしの鶏もも肉を使い、トマト缶で旨味を出すので、煮込み時間が短くて済む調理法です。しかも、ワインだけより、日本人に馴染みのある味に仕上がるので、とっても美味しいです!

材料(4人分)

鶏もも肉 2枚
玉ねぎ 1/2個
人参 50g
マッシュルーム 8個
にんにく 2欠片
ベーコン 2枚
オリーブオイル 適量
トマト缶 150ml
小麦粉 大さじ2杯
赤ワイン 600ml
岩塩・黒粒胡椒 各少々
ローリエの葉 2枚
タイム 2枝
パセリ(みじん切り) 少々

作り方

鶏肉の赤ワイン煮込み レシピ 野菜を切る

① 人参は1cmの角切り、玉ねぎは1cm幅、マッシュルームは2等分、ベーコン・にんにくは粗目のみじん切りにします。

鶏肉の赤ワイン煮込み レシピ 鶏肉を焼く

② 鶏肉は1枚を4等分にカットして、岩塩・黒粒胡椒を振ります。熱したフライパンにオリーブオイルをひいて、鶏肉を皮目を下にして、こんがり焼き色が付くまで焼き付け、裏返してもう片面も焼き色が付くまで焼きます。

※この段階では、中まで火が通ってなくても大丈夫ですが、焼き色はしっかり付けた方が香ばしくて美味しくなります。

鶏肉の赤ワイン煮込み レシピ 野菜を炒める

③ ②と同時進行で、鍋を熱してオリーブオイルをひき、①のベーコン・玉ねぎを入れて炒め、玉ねぎがしんなりしたら人参・マッシュルームを加えてさらに炒め、全体にオリーブオイルが回ったらニンニクを加えて炒め、香りが立ったらトマト缶を加え、水分が飛ぶまで炒めます。

鶏肉の赤ワイン煮込み レシピ 小麦粉と鶏肉を加える

④ ③に小麦粉を加えて粉っぽさがなくなるまで炒め、②の鶏肉を入れます。

鶏肉の赤ワイン煮込み レシピ 赤ワインで鶏肉のおこげを煮溶かす

⑤ ②のフライパンに分量の中から赤ワインを少量加えて、肉汁のおこげをこそげ落としながら煮溶かします。(スュック)

鶏肉の赤ワイン煮込み レシピ 赤ワインを加え煮込む

⑥ ④の鍋に⑤のスュック・残りの赤ワインを加え、沸騰したらアクを取り、ローリエの葉・タイムを加え、フタをして弱火で20分煮込み、塩で味を整えます。

鶏肉の赤ワイン煮込み レシピ 完成

⑦ 器に盛り付け、パセリを振ったら完成です!

この鶏肉の赤ワイン煮込み(コック・オ・ヴァン)は、30分程で作れますし、煮込みは鍋任せなので、煮込んでる間に他のお料理が作れちゃいます。

きっと、夕食にこの鶏肉の赤ワイン煮込みがを出したら、褒められちゃいますよ!もちろん、ワインとの相性も抜群なので、友人を招いてのホームパーティーにもぴったりです。是非、お試しくださいね♪

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この記事のライター

野菜ソムリエ

sachi

料理研究家・野菜ソムリエ・料理ブロガー(LINE公式ブロガー)・クックパッドレシピエール。レシピ開発、メディア出演・掲載など。健康的で体にもお財布にも優しい、簡単に作れるお料理をブログにて紹介しています。

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