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料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。フランス発祥のケーキ、『ガトーインビジブル』は、りんごを使ったものがSNS上でブームを巻き起こしましたね。今回は、じゃがいもを使ったガトーインビジブルをご紹介します。
ガトーインビジブルの『ガトー』は、フランス語でケーキを意味し、『インビジブル』は、具がたくさんで、生地が見えない事なんだそうです。確かに、ブームになったリンゴも、通常サイズのパウンド型に対し、2個使用するので、ほぼりんごになる量ですよね。
今回は、じゃがいもを使ったガトーインビジブルのご紹介です。リンゴに比べ、甘さは控えめで、ほくほく感が増し、個人的にはじゃがいもで作る方が好きなくらい美味しいのです。
使用するじゃがいもは、『インカのめざめ』にしてみました。このじゃがいもは、北海道で栽培されている希少品種のじゃがいもで、でんぷん質が強く、ほくほくとした食感でありながら粘質もあり、糖度は通常のじゃがいもの2〜3倍あります。
ほんのり甘くて色も黄色味が強いので、焼き上がりの色もとても可愛く、お菓子作りにぴったりのじゃがいもです。最近では、スーパーでも手に入りやすくなっているので、もし見つけたら、ぜひ『インカのめざめ』で作ってみて下さいね。
作り方はとっても簡単!生地の材料を混ぜ合わせてスライスしたじゃがいもを加えてさらに混ぜたら、型に流し入れて焼くだけです。
じゃがいも(インカのめざめ) 3個(約400g)
卵 1個
砂糖 30g
牛乳 30ml
ホットケーキミックス 60g
溶かしバター 20g
アーモンドスライス 30g
粉糖 適量
※溶かしバターは、小さめの耐熱ボウルに入れ、600wのレンジで30秒加熱してもOKです。
① パウンド型に、オーブンペーパー(グラシン紙)を敷いておきます。
② 卵を割り入れ、砂糖・牛乳を加えて混ぜ合わせ、滑らかになったらホットケーキミックスを加えて、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。
③ じゃがいもは皮を剥き、スライサーでスライスしながら②に加え、全体に絡めます。
※じゃがいもは包丁で薄くスライスしてから加えてもOKです。
④ ③を①の型に流し入れます。この時、2〜3回に分けて表面を均しながら入れると、キレイに入れる事が出来ます。
このくらいからオーブンを170℃に予熱し始めます。
⑤ ④の上にアーモンドスライスを散らし、予熱が完了したオーブンで、40〜50分焼成します。
⑥ 焼き上がったら型に入れたままケーキクーラーに乗せて冷まし、冷めたら、アルミホイルかラップをして、冷蔵庫でさらに3〜4時間以上冷やします。
⑦ 焼き上がったら粉糖を振り、食べやすい厚さにカットしたら、完成です!
断面は、じゃがいもの層になった、ずっしりとしたとっても可愛いケーキです。材料のほとんどがジャガイモからできていてヘルシーなので、罪悪感低めなのも嬉しいですよね。
スライサーを使ったら、作業時間は15分程で出来ちゃうお手軽スイーツなので、ぜひ、作ってみて下さいね!
この記事のライター
野菜ソムリエ
sachi
19835
料理研究家・野菜ソムリエ・料理ブロガー(LINE公式ブロガー)・クックパッドレシピエール。レシピ開発、メディア出演・掲載など。健康的で体にもお財布にも優しい、簡単に作れるお料理をブログにて紹介しています。
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