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市販のルウやデミグラスソースを使わずに、フライパンで作る香り豊かなハッシュドビーフをご紹介します。赤ワインの風味とバターのコクが美味しさのポイント。あとはお家にある調味料やトマト缶などを使って作れちゃうレシピです。
ハッシュドビーフは、薄切りにした牛肉と玉ねぎを煮込んだ、日本独自の洋食です。もともとは西欧料理ですが、日本ならではの進化を遂げ、みんなに愛される定番洋食になったそうです。
今回はルウを使わず、少し甘めで、隠し味にしょう油を加えた、ご飯にもパンにも合うレシピになっています。
・薄切り牛肉…200~220g
・玉ねぎ…1/2個
・マッシュルーム…4~5個
・エリンギ…1本
・にんにく…1かけ
・小麦粉…大さじ1と1/2
・バター…20g(有塩使用)
・オリーブオイル…大さじ1
・塩コショウ…適量(下味用)
Aホールトマト缶…1/2缶(200g)
A赤ワイン…150ml
A水…50ml
Aケッチャップ…大さじ1
Aウスターソース…小さじ2
A固形/顆粒ブイヨン…1個(4~5g)
A砂糖…小さじ1強
Aしょう油…小さじ1
Aローリエ…1枚
・塩ブラックペッパー…適量
・お好きな付け合わせ…適量
・にんにくと玉ねぎは、薄切りにしておく。
・マッシュルームとエリンギも、薄切りにしておく。
・薄切り牛肉は、両面に塩コショウを振って下味を付けておく。
① フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れたら火を点け、香りが出るまで炒める。
② 玉ねぎ、ローリエを加えて、色づくまで中弱火で炒める。(ローリエは、半分に折るか、ふたつにちぎります。)
③ マッシュルームとエリンギを加えて、量が半分になり全体が褐色になるまで炒める。
④ 牛肉をほぐしながら入れ、軽く炒めたら、小麦粉を茶こしで振るいながら入れ、バターも加えて炒める。
⑤ 粉っぽさが無くなるまで炒める。
⑥ Aの材料を全て入れる。
ホールトマトは、火が入ってくると簡単に崩せます。赤ワインのアルコールは、飛ばします。
ブイヨンの代わりにコンソメでも代用できますが、量を少し減らして下さい。
⑦ 2~3分煮込んだら、塩とブラックペッパーで味を調える。(水分が足りない時は、様子を見ながら水を加えてください。)
⑧ 皿に、お好みの付け合わせと一緒に盛ったら、出来上がり。
ルウやデミグラスソースを使わずに、しかも時間をかけて煮込む必要もないので、手軽にごちそう気分が楽しめますよ!
2~3人分の材料ですが、少し多めなので余った時は、翌日の朝食にチーズを一緒に乗せたトーストにもおすすめです。
ご飯とパンのほかにも、ショートパスタと和えるのも美味しいですよ。クリスマスのおうちごはんにもぴったり!
ちょっぴり懐かしく、ホッとするハッシュドビーフをぜひ、お家で作ってみて下さいね!
この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
8052
海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
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